「前期を振り返って」岩田琉杏(北京語言大学)

前期を振り返ると、留学が始まってから今日まで本当に多くの出来事がありました。毎月のレポートにも書いてきましたが、留学前の自分が想像していた以上に充実した時間を過ごすことができています。渡航前は、授業についていけるのか、中国語でうまくコミュニケーションが取れるのかといった不安が大きく、正直なところ楽しみよりも緊張の方が勝っていました。しかし実際に生活が始まると、クラスで友人ができ、日本人同士のつながりも広がり、さらにバスケットボール部に入部したことで中国人学生との交流の機会も増えました。特にバスケットボールを通しての交流は、言葉だけではなくプレーや雰囲気で通じ合える部分もあり、自分にとって大きな支えになりました。最初は「早く帰国したい」と思ったこともありましたが、今では前期があっという間に終わってしまったことに寂しさを感じています。それほどまでに、この時間は濃く、かけがえのないものになりました。

一方で、反省点もあります。北京には歴史ある建築物や観光地が数多くあり、留学中にできるだけ多く訪れたいと考えていましたが、勉強や日々の生活に追われ、思っていたほど外出できませんでした。もっと積極的に街に出て、中国文化を体験すべきだったと感じています。後期は学業とのバランスを取りながら、現地でしかできない経験を大切にしていきたいです。

また、授業選択では手違いにより本科の授業を受けてしまうという出来事もありました。周囲と成績評価の基準が異なる可能性があり、不安もありますが、本科の学生と同じ環境で学べたことは大きな挑戦であり、自分の中国語力向上につながったと感じています。この経験を前向きに捉え、先生とも相談しながら問題を解決していきたいと思います。前期のクラスや先生方には本当に恵まれ、離れることを思うと寂しいですが、それだけ充実していた証拠だと思います。

そして前期を語る上で欠かせないのがバスケットボールです。冬になり雪が降ったことで活動は一時中断しましたが、三月下旬から再開すると聞いています。個人的な目標として、どれだけトロフィーを日本に持ち帰れるか挑戦していますが、それ以上に、競技を通じて他大学の学生ともつながれたことが大きな財産です。前期を通して少し自信がついた今、後期はより積極的にコミュニケーションを取り、自分の可能性を広げていきたいと考えています。前期は不安から始まりましたが、今では成長と自信を得られた大切な時間となりました。後期はこの経験を土台に、さらに挑戦を続けていきたいです。