天津留学の実際
今月は日中友好協会により実施された留学希望者に向けた中国現地の状況をお話しするオンラインイベントに参加させていただきました。その中で、違う都市に公費留学中の方のとても興味深い話も聞くことができ、留学中の私にとっても意義のある時間となりました。また、留学する都市が違うことで生活や学習環境に大きな違いがあると感じたので、今回のレポートでは私が感じる天津留学の利点、難点を紹介しようと思います。
利点
天津は北京という大都市から30分ほどで行ける好立地の都市でありながら、物価はそれほど高くありません。上海にて公費留学中の方の中で、毎月支給される奨学金では足りない月もあるとお話しされていた方もいましたが、天津留学中の私は月3000元で十分に生活することができており、1,2月に計画している旅行に向け、貯金もできています。私はルームメイトが毎日私の分のご飯を作ってくれているということもあり、毎月の食費は500元でやりくりできます。
また、天津は中国政府の直轄市であり、すべての面において生活で不便を感じることはありません。
難点
天津の留学生がまず直面する大きな壁は、天津語です。天津語は発音や表現が独特で、中国語の先生や教材の中国語のみを聞いてから天津に行くと、すべての中国語が怒っているように聞こえます。これは、er儿を重く強く発音するからであり、特に年配の方と話しているときはこの傾向が強く、聞き取るのが難しいように感じています。また、他の地域と用法が少し異なる単語もありますが、授業で先生が解説してくださることもあります。しかし、方言はどこの地域に行ってもそれぞれ抱える苦労があるため、自分の好みの方言で留学地を決めるのも一つの手だと思います。
今の私にとっての一番の天津留学の難点は天気です。天津は中国の北方に位置しており、寒暖差と乾燥と湿気の差が極端なのが特徴です。12月の今は湿度が非常に低く、私の肌は脂性肌ですが、毎日保湿をしても乾燥で皮膚が痛いときがあります。また、地理的、産業的原因により空気が悪い日も多いです。
以上、利点と難点をまとめてみた結果、難点のほうが多くなってしまいましたが、その上でも私は天津を留学地に選んでよかったと感じています。言葉は荒々しく感じることがあっても、天津人は情に厚く、面倒見がよいのが特徴です。また、ユーモアがあり、おしゃべり好きな人が多いので中国語を勉強する環境としても適しているように思います。代表的な観光地はありますが、天津は観光に適した都市ではなく生活に適した都市で、旅行のような特別なイベントよりも日々の生活そのものを楽しみたい私にとって過不足ない都市です。

「对象」·の用法は天津と他の地域で少し異なるそうです





