中国で生活していて実感する流行は、評価やランキングの重視です。特に飲食店ではランキング入りを謳う看板等をよく見かけます。
最もよく見かけるのは口コミアプリの大众点评のランキングで、ユーザーによる評価等をもとに選出されているそうです。
日本でもSNSやホームページ上では口コミサイトの星の数や名店リスト選出をアピールしている店を見かけますが、中国ほど実店舗の前に大々的に掲出されていることはあまりなかったと思います。

飲食店の店頭でよく見る大众点评の「必吃榜」の文字。
大众点评や姉妹アプリの美团はグルメだけでなく、観光地やホテル等のランキングも提供しています。
大众点评の次に抖音(TikTok)が公開する同様のランキングも街中でよく見かけます。
さらに最近、大手地図アプリの高德地图が高德扫街榜を正式公開しました。グルメ、観光地、ホテル、写真スポットといったランキングがあります。いたるところで大々的に広告を打っていて、その注力度が印象的でした。

頻繁に見かけた高德扫街榜の広告。
もう一方の大手地図アプリ、百度地图もアプリ内で大众点评や携程(トリップドットコム)のランキングと提携しているようです。
このように多数のアプリがランキングを提供しており、中国では人々の生活において評価やランキングを重視することが浸透していると感じました。
今月の振り返り
今月初めに中間テストがありました。不安でしたが、基本的には授業内容の復習ができていれば答えられる問題ばかりでした。
テストが終わったので今月はもっと大学の外に出かけようと思い、放課後は街中を散策したり、博物館に何時間も滞在したりしました。また、継続的に中国の学生と関わりたいと考えていたので、以前学内の交流イベントで知り合った学生たちと連絡を取って、毎週のように一緒に食事や遊びに行ったりすることができました。興味あることについてなんとか中国語を絞り出して話していると、あっという間に時間が過ぎ、本当に楽しいです。

世博会(万博)博物馆は放課後に2回行きましたが、まだ最後まで見終わっていません。




