11月に入り北京は一段と冷え込むようになりました。体調を崩さないように防寒と栄養バランスに気をつける日々が続いています。今月のレポートでは①日本人留学生で企画したタコ焼きパーティーについて②大学の設備についての2点を記したいと思います。
私の留学している中央民族大学には日本語専攻が存在しますが、彼らは留学生と異なるキャンパスで生活しており中々交流が持てない状況が続いていました。そこで、日本語学科の学生と留学生が自然に交流できる時間を作るため、日本人留学生有志でタコ焼きパーティー形式の交流会を企画しました。
事前に企画書と予算書を作成して国際教養学院の先生に許可を取り、大学内の部屋を貸していただくことができました。参加者が集まるか不安でしたが、日本語学科の学生に招待を送ると2日もせずに30人程の参加者が集まりました。他国の留学生も参加し、合計50人近い交流会となりました。

留学生の友人が作成したポスター、食欲がそそられるデザインです!
当日はタコ焼き作り体験と日本に関するクイズを実施し大盛況となりました。中国の学生にとってはタコ焼きを作ることが新鮮な体験なようで、真剣な表情でタコ焼きを回していました。一緒に作ったタコ焼きを食べながら日本留学への相談や、お互いの語学学習についての話に花を咲かせました。
これまでは日中の文化交流イベントに参加する側であった自分が、交流の機会を自ら作る立場になったことに留学開始からの成長を感じました。今後も機会を見つけて留学生と中国人学生の交流イベントを企画していきたいと思います。

クイズ大会の優勝賞品のはっぴ、喜んでいただけました。
次に中央民族大学のキャンパス内にある施設等の設備についてお話したいと思います。留学開始から3ヶ月近くが経過し、大学の設備を使いこなすことができるようになってきました。
中央民族大学は北京にある他の大学と比較すると規模が小さいですが、必要な設備が徒歩圏に全て揃っており、学生からの評判は良いようです。生活に必要な設備では、食堂が5つ、日用品等も売っているスーパーが1つ、コンビニが2つあります。
運動に関する設備では、深夜まで解放されている陸上トラック、テニスコート、バスケットボールコート、芝の運動場など全てを無料で使用することができます。特にテニスコートが簡単に使用できることが私にとって大きな魅力です。

バスケットボールコートの様子、夜中でも人がいます。
9月や10月はコートの予約が埋まっていることもありましたが、11月に入ると寒さからか予約に空きが目立ち始めました。最近は思い立ったら友人とテニスをするという、日本では考えられない贅沢な状況を満喫しています。勉強の間のリラックスに運動をする環境が整っており、活用させていただいています

予約に使用するアプリ、図書館の自習室の予約もこちらから行います。
月末からは最低気温が零度を下回るようになり、風も強い日が続いています。今後もさらに冷え込むことが予測されていますが、体調には気をつけて健康な留学生活を送りたいと思います。






