「印象的な11月」木下 友希(吉林大学)

早くも留学してから3か月がたちました。11月は困ったこともありましたが、その分楽しかったこともたくさんありました。今回は私の今月の出来事と共に今の中国の流行を紹介したいと思います。

11月の初めは中間テストがあり、毎日イタリア人の友達と勉強しました。流行りの蜜雪冰城のタピオカを飲みながら、教科書の暗記をした時間はとても楽しい思い出です。読み書きのテストは比較的できたものの、口頭テストはうまくいかなかったため、話すことの難しさを感じました。私は日本語でもゆっくり話すタイプなので、中国語も早いペースではまだまだ難しいです。しかし、毎日音読や単語の学習を欠かさずに友達とたくさん会話をして少しずつ話せるようになりたいと思います。

中間テストが終わった後はスウェーデン人の友達と大型ショッピングモールに買い物に行ったり、ネイルに行ったりしました。中国のショッピングモールには日本のブランドもたくさん取り揃えられており、日本より少し安く買い物ができます。店頭に並ぶ商品は質も良く、デザインも素敵なものがたくさんあり、感動しました。ネイルは日本よりかなり安く、速く仕上げていただくことができます。技術も非常に高いので、お勧めします。

またイタリア人の友達と「再现大师世界名画感映艺术大展」という世界の名画を再現した展覧会に行きました。最新のデジタル技術を駆使して表現されており、とても美しく印象的です。流行している「LABUBU」というキーホルダーを友達とお揃いでバッグにつけて出かけ、とても楽しい時間を過ごすことができました。

さらに中国人の友達と流行りのおしゃれなカフェに行きました。彼女とは友人と食事をしている時にたまたま声をかけていただき友達になりました。一緒に流行りのTiktokを撮ったり、好きな映画や音楽について話したりしました。また後日、彼女は写真を中国のアプリでキャラクター加工して、思い出に残る一枚にしてくれました。本当にうれしかったです。日本に興味があると語る彼女にいつか日本を案内したいと思います。

最後にご紹介したいことは、スマホの電源が入らなくなった時の経験です。多くの修理店とApple Storeを回りましたが、なかなか解決せず、修理のためには3週間以上かかるとのことでした。数日後、友達に連れて行ってもらった修理店でようやく復旧しました。原因はおそらく日本専用の充電器を中国のコンセントで使ったことです。中国では決済や移動手段、宿題の提出もすべてスマホが必要なため、中国に留学の際は念のためスマホを2台持っていくこと、Wechatのパスワードをメモしておくことをお勧めします。

色々なことがありましたが、友達にたくさん助けてもらい、新しい友達もできました。これからも辛いことや慣れないことがたくさん起きると思いますが、一つずつ解決して乗り越えていきたいと思います。

イタリア人の友達とテスト勉強した時の様子

中国のネイル

世界の名画が表現されている展覧会「再现大师世界名画感映艺术大展」

若者を中心に流行しているキーホルダー「LABUBU」

中国人の友達と遊んだ時の様子

長春で人気のカフェ「松苑咖啡馆」

中国人の友達がキャラクター加工してくれた写真