「イベント盛り沢山な1ヶ月」木口 浩佳(華東師範大学)

中間試験

みなさまお待ちかね。はい。テストでございます。私は11月3日から7日に中間試験がありました。テストは各授業内で行われました。毎日各1教科ずつ行われたので、少し疲れました。テスト内容は9月から10月の約2ヶ月で主に新出単語の確認や今まで習った内容の復習がメインでした。結果は平均点くらいでしたが、先生が各個人の苦手や得意を分析してくれました。授業内でもみんなの間違えやすいところをみんなで確認するというとても丁寧な復習で、期末試験に向けて満点を取れるようにとたくさんサポートしてくれました。

勉強の際に使っている辞書

研修旅行

テストが終わったあとはとても楽しみにしていた研修旅行です!!華東師範大学の語学プログラムは標準中国語コースと強化中国語コースに分かれているのですが、それぞれのコースでいく場所は違いますが、研修旅行にいけるというイベントがあります。毎年行く場所は変わるらしいのですが、私が所属している標準コースは【浙江建德/江苏溧阳/安徽宣城】の3つから選べました。私は【安徽宣城】を選びました。紙が有名なところで紙の博物館に行ったり、李白が愛した敬亭山に行ったり自然と歴史文化を存分に楽しんでまいりました。また、ガイドさんは中国語と英語を使い案内してくださったのですが、中国語は8割ほど聞き取れました。しかし英語がほとんど聞き取れずとても悔しい思いをしました。中国語を学びにきたはずですが、周りの留学生はほとんど英語を使って会話をしていたので、みんなの会話についていけるように英語も少しずつ勉強していきたいと思った旅行でした。

旅行先での集合写真

日本の武道は世界共通

11月18日に日本領事館で柔道のイベントがあり、それに参加してまいりました。実は中学生の時に柔道部に所属しており、大学生の時にも少しだけ活動していました。領事館のことについていろいろ調べていたときにたまたま柔道のイベントが開かれることを知り、中国人向けのイベントでしたが、直接領事館の方にメールを送り特別に参加させてもらえることになりました。イベントでは日本と中国の柔道家が講師として登壇し、柔道の歴史や礼法について講演してくださいました。(中国の方は東京オリンピックに出場した元選手の方です。)また、体験コーナーもあり、参加者は受け身、投げそれぞれ体験できました。私は控えていましたが、襟を掴んだ瞬間経験者だとわかってしまい、体験の技とは別に大腰という技で講師の先生を投げさせていただきました。みんなに見られる中だったので少し恥ずかしかったですが、久しぶりに柔道ができて楽しかったです。

現在日中関係は緊張が続いている状態ですが、このようなイベントを通じて少しでも日本に興味を持ってもらう、好きになってもらう、友好関係を築く一歩であると信じて今後も積極的に参加していきたいと思います。

講師の方々と写真を撮ってもらいました。