今月のレポートは、中国の大学生活を紹介します。
まずは授業がある日のスケジュールを紹介します。北京語言大学では、語学留学生は基本的に週6〜10コマの授業があります。人によってそれぞれですが、私は毎日朝の10時半から授業が始まります。日本の大学だと90分通しで授業がありますが、北京語言大学は間に10分の休憩を挟むので、より授業に集中することができます。2限が終わると昼休みが110分もあり、食堂でゆっくりご飯が食べられます。食堂はメニューの種類がとても豊富です。授業が終わったら寮に帰って課題をします。日本よりも課題が多いのでほぼ毎日パワーポイントを作成しています。課題が終わったら気晴らしにいつもグラウンドに散歩しに行きます。晩ご飯は基本的にデリバリーを取って、そのあとシャワーを浴びて寝ます。

毎日散歩で使用しているグラウンド。最近工事で狭くなって悲しいです。
次に授業がない日について説明します。日本と同じで土日が休みです。日によって過ごし方はそれぞれですが、基本的に1回も部屋からでない日は作らないようにしています。なのでいつも友達と遊びに行くか、1人で北京の色んなところを開拓しに行っています。今月は国慶節があったため、色々なところに遊びに行きました。特に印象に残っているのは内モンゴルとユニバーサルスタジオ北京です。内モンゴルは、北京の色々な大学の留学生たちと一緒に行きました。ラクダや馬に乗ったり、砂漠で遊んだり、普段できないような非日常な体験が出来て楽しかったです。ユニバーサルスタジオ北京は上海に留学中の友達と行きました。私は日本のUSJの近くに住んでいて、アルバイトもしていたので、日本と北京のユニバーサルスタジオの違いをたくさん発見できて面白かったです。年間パスも買ったのでこれからたくさん行きます。

内モンゴルの砂漠。砂の上で歩くのが難しかったです。

ユニバーサルスタジオ北京。地球儀は日本のユニバとそっくりでした。
最後に来年北京語言大学に来る人のために寮についてお話しします。奨学金生は基本的に4人部屋に住むことになるので、朝は洗面所戦争が勃発します。また、シャワーとトイレが異様に近く、いつもトイレがびしょ濡れになります。洗濯機や乾燥機は共用のものが各フロアにあります。部屋があまり広くなく、洗濯物を干す場所がほとんどないので、乾燥機を使うことを強くおすすめします。ベッドは2段ベッドになっていて、下の段が自分の勉強机、上の段がベッドです。これだけ聞くとデメリットばかりに思えますが、そんなことはありません。最大のメリットとしてあげられるのは、ルームメイトたちと喋る機会が多くあり、自然と中国語が身につくことです。色々な国、学科のルームメイトがいて、毎日賑やかで、日本では絶対に味わえなかった貴重な経験だなと思っています。

留学生寮の洗面所。シャワーとトイレがとても近いです。
もうすぐここにきて2ヶ月が経ち、中弛みしてしまいそうになるときもありますが、来月からもしっかり勉学に励みつつ、留学生活を謳歌したいと思います。




