「悠々自適!友達に自慢したくなる杭州ライフ」酒巻大雅(浙江大学)

研究室の先生との学習計画作成や健康診断の受診、居留許可証の申請などの諸々の手続きに追われていた先月に比べ、10月は生活に落ち着きを取り戻すことができました。今回のレポートでは悠々自適な杭州ライフをみなさんにチラ見せしようと思います。

 

まず授業や学校での学習についてですが、私が履修している授業は「80年代文学研究」と「AI时代的中国文化体验与数字表达」の二つだけです。一応、他にいくつか必修の授業があるのですが、受講希望者の人数があまりに多く私は抽選に漏れてしまいました。先生は「来学期も開講するから大丈夫だし、どうせ単位出ないから取れなくても特に問題ないよ!」と言っているので、必修以外で興味がある&受講希望者が定員に達していない上の二つの授業を取ることになりました。授業以外にも研究室の同期や先輩と交流する中で日々勉強していますが、やはり抽選に漏れなかった学生たちより生活はゆったりとしています。

お昼ごろに授業が終わったあとは、住んでいる寮の隣にある留学生食堂に行き、いつも激安ランチタイムを満喫しています。その食堂はどのメニューも一人で食べきるのがやっとなくらい大盛りなのですが、ごはんが1元、野菜炒めが4元、麻婆豆腐が5元、土豆丝が6元、麻婆茄子が10元とそれぞれが驚きの価格です。そのため、一食が毎回100円~200円で収まってしまいます。「今日はちょっと贅沢してみようかな」と多めに頼んでも500円ほどで済みます。日本の大学では学食にいつも1000円近くかけていたので、今までの浪費ぶりを反省するとともに、日本に帰った後いやにケチになりそうでとても心配しています。

休日はキャンパス内で運動をしています。浙江大学のメインキャンパスである紫金港はとても広く、自転車で一周サイクリングするだけでもかなり良い運動になります。またバスケットコートも20面以上あるので、よく一人でシュート練習をしたり、浙江大生のチームに混ぜてもらったりして体を動かしています。コートがたくさんあるだけあって、学生はみんなそこそこ上手く、また身長が大きい人が多いので、侮ると痛い目を見ます。中国語よりバスケが上達してしまいそうでこれまた心配しています。