「大学での生活の様子について」大野瑚子(上海財経大学)

もう10月の下旬に入り、上海での生活にもだいぶ慣れてきました。10月に入ったら段々と気温が下がっていくものかと思いきや、暑い日々が最近まで続いておりました。クラス担任の先生も今年の気温は異常だとおっしゃられていたので、今年がたまたま長めの夏だったのだと思います。

さて、大学での生活についてですが、私の通う上海財経大学では中国語を学ぶにあたり5つのクラス分けがあります。初級1、初級2、中級、高級、ビジネス高級という分け方です。初級1のクラスではピンインの読み方や四声など中国語の基礎から学ぶことができ、ビジネス高級のクラスでは経済学に特化した上海財経大学で、中国語でビジネスについて学ぶことができます。

私が今学期所属しているのは中級クラスで、HSK4級・5級の取得を目指すレベルの学生たちが集まるクラスとなっています。中級クラスには、トルクメニスタン、インドネシア、タイ、ロシア、韓国など色々な国から来た学生が集まっています。互いの文化や言語表現を共有するなど異文化交流が盛んで、ただ中国語を学ぶだけではなく、視野の広がる経験もさせていただけているなと実感しています。また、クラスメイト達は授業に対する意欲が高く、一緒に勉強していく中で学習のモチベーションが高められとても感謝しています。

庸人自扰と疑神疑鬼を色々な国の言葉で表現

次に寮での生活に関して、概ね快適ですが最近少し問題が生じています。それは睡眠に関する問題です。私の住む寮には消灯時間は設けられておらず基本的に自由なのですが、最近は夜の12時を過ぎても廊下やホールで騒いでいる学生がいてあまり快適な睡眠がとれていない状況です。先日クラスの代表と先生で集まり、寮での生活や学校生活での問題について話し合う場を設けていただけて、私のほかにも何人か同じような声が上がったのでこの先改善されることを祈ります。

寮の部屋の様子.私の部屋は三人部屋で全員日本人でした

第三食堂の学食.牛肉チャーハン18元.美味しすぎて感動しました.

上海での生活はとても充実しており、毎日楽しく過ごしています。慣れてきた今こそ油断せず、安全に気を付けて生活していきたいと思います。

三度目の外灘ですが一番きれいに見れた日でした

京劇を見てきました.武術の迫力が凄かったです.