10月も今日で最終日を迎え、中国での生活リズムも定着してきました。まだまだ慣れないことも多く、不慣れゆえにおきるトラブルも多いですが、最近はそのようなことすらも笑って楽しめるようになってきました。今回は私の南開大学での生活について紹介します。

大学内にある小さな湖
授業
进修生のクラスは报到の際におこなった面接試験により初級1,2、中級1,2、高級1,2に分けられ、私は初級2の授業を受けています。面接試験の際に中級1もしくは2を勧められましたが、私がリスニング力が低く授業についていけないことを心配していることを話すと、柔軟に対応していただけました。初級2といっても、ある程度は話せる学生もおり、多くは漢字がほとんど書けないから、という理由でこのクラスにいるようです。私はこのクラスの文法の難易度には問題はありませんが、やはりリスニングが苦手なので毎日必死に先生の話す中国語に耳が追いついていけるように頑張っています。また、私のクラスの先生はとてもフレンドリーで、休み時間は先生を交えておしゃべりすることが他のクラスに比べて多く、改めてこのクラスでよかったと感じています。
授業は木曜以外の平日週4で听说/读写、午前授業/午後授業が曜日ごと交互に行われています。木曜は文化授業がありますが、現時点では私は一つも参加していません。今後興味のある文化授業が発表された際には積極的に参加していきたいです。
寮
私が住んでいる八里台キャンパスの留学生寮は全て2人部屋で、私はベトナム人のルームメイトと暮らしています。私が留学前に中国語の語学力の次に不安に思っていたのが寮生活に関することですが、今のところ何の問題もなく快適に過ごせています。部屋が小さいことに最初は困惑しましたが、今はもうすでに慣れて、この狭さが落ち着きます。ルームメイトとの決まりごとは、現時点では、シャワー後に髪の毛を拾う、ドアを閉める、外出時に「hi~」帰宅時に「bye~」と声をかけるということだけで、あとは各々配慮しながら生活しています。また、彼女は本科生で中国語の学習歴が長いので、私の勉強をほぼ毎日手伝ってくれ、特に発音を指摘してくれるのでとても助かっており感謝しています。
午前授業の日は朝8時から授業が始まるので、朝が苦手な私にとっては大きな試練ですが、寮の場所が教学楼のほぼ真裏にあるので何とか遅刻せずに出席できています。今学期は奨学金生以外の留学生は定員の問題でほぼ入寮できなかったと聞いているので、CSC生として入学できで本当に良かったと感じています。
日本では、大学の授業とアルバイト以外ではほとんど家に引きこもっていた私ですが、今はできるだけ毎日大学の外に出るように心がけています。大学の食堂ほどではないですが、外食でも比較的安く食事できるので、週に数回友達と出かけてご飯を食べます。また、2時間サイクリングして冒険に出かけたり、日本の友達が聞いたら驚くようなことをここではできるのも、留学生活ならではのことで満足しています。

日本では頻繁に食べられない果物も安くて美味しいです
私は日本人の友達が一人もいないので、必然的に日本語以外の言語を話さなくてはならない環境にいます。そのおかげに少しずつ話せること、聞き取れることが多くなり留学に来てよかったと感じることができています。寒さや乾燥に負けず、健康に来月も乗り越えられるように頑張りたいです。

「an」と「ang」の発音の区別がつかない私に、韓国人の友達がハングルで説明してくれました。




