「中国での日常生活と北京旅行」松井花珠(上海交通大学 )

大学での授業と寮

平日は毎日90分×2コマの授業があり、文法や読解、会話やリスニングといった授業があり、バランスよく中国語を学んでいます。最初にクラス分けが行われ、私のクラスは全て中国語で行われています。最初は中国語を長時間聞くことに疲れていましたが、少しずつ耳が慣れてきて、今では簡単に聞き取ることができるようになりました。クラスメイトは韓国、アメリカ、ロシア、イギリスなどいろんな国から来ていて、休み時間の雑談でもそれぞれの国の話を聞けてとても面白いです。

寮は一人部屋で、思っていた以上に快適です。部屋には机やクローゼット、シャワーもついていて、静かで勉強に集中できる環境です。誰にも気をつかわずに過ごせるので、自分のペースで生活できるのが嬉しいです。夜は同じフロアの留学生と廊下で話したり、一緒に食堂に行ったりしてリフレッシュしています。

 

国慶節の北京旅行

10月の国慶節の連休には、北京旅行に行きました。今回は、同じく公費留学生として北京語言大学に留学している山岡さんに会い、数日間一緒に観光しました。故宮では広大な敷地と美しい建物に圧倒され、歴史の重みを感じました。万里の長城では、実際に石段を登ってみると想像以上に険しくて、上までたどり着いたときの達成感がすごかったです。(写真1)頤和園では湖の景色がとてもきれいで、のんびり散歩しながら癒されました。(写真2)

写真1

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観光のあとは、本場の北京ダックや涮羊肉も堪能しました。どちらも有名なだけあってとても美味しく、特に北京ダックのパリパリの皮は初めて食べる感覚でした。(写真3.4)旅行中は山岡さんとお互いの留学生活について話す時間もあり、刺激を受けました。お互いに違う環境で頑張っているんだなと感じて、また気持ちを新たに頑張ろうと思いました。

写真3

写真4

授業にも少しずつ慣れてきて、生活のリズムも整ってきました。まだまだ言いたいことがすぐに中国語で出てこない場面もありますが、焦らず続けていきたいです。来月はもっと現地の人と話す機会を増やして、実践的な会話力を伸ばしていけたらと思います。