授業に関しては特にいうことがなく、授業外での活動、バスケットボールの部活動がとても印象的です。この活動が私の留学生活を充実させてくれています。そのため私は今回のレポートではこの活動がなぜ充実させてくれているのか、書いていきたいと思います。
前回のレポートで部活に入部したとかいたのですが覚えていますか?そうです、バスケと太極拳です。共に週3回ずつ、バスケは月・水・金、太極拳は火・木・金。ご覧の通り平日の五日間全て充実しています。ただ、太極拳に関しては今は行けていません。理由としてはバスケの活動が素晴らしく充実しているからです。皆さんには私の幸せな生活・環境をぜひ紹介したいと思い、このテーマにしました。
10月に入り、北京語言大学バスケットボール部は男女共に大会が始まりました。他校の大学と戦うのではなく北京語言大学内でチームが五つあり、そのチームで戦います。今まで一緒に練習してきた人たちが急に敵になり戦う感じがとてもワクワクして楽しいです。大会は平日のお昼の時間に開催されます。そのため、たくさんの人たちが見にきて一緒に応援をしています。なぜこの活動が留学生活を充実させてくれているのか、それは中国人との交流・中国語での交流が九月よりも倍以上に増えたからです。まず、部活動ということもあり、チームの八割が中国人です。外国人もいるのですがほぼ全員、いや自分以外中国語ができるという環境です。そうです、中国語を喋らないといけない環境に常にいます。文章を書くことができてもそれを書かずに頭の中で考え相手に伝えるという行為、会話という行為が大の苦手な自分にとって素晴らしい環境です。この環境のおかげでまだ口語は全く成長を感じないのですが、リスニングがなんとなく上達したなという感じがします。中国人が喋る中国語は本当に速くて全部の言葉がつながって聞こえるため呪文のような感じがして右から左へ流れていってしまう時もありますが、完璧に聞こえる時が増えたのです。その時はもう本当に心の中は喜びの舞です。
また、友達が数えきれないほど増えました。私は1人の男子バスケットボール部の方と9月中旬に仲良くなったのですが、大会があるということで今も常に一緒に毎日練習しています。その人はコートですれ違う人全員友達ってくらい人脈が広く、みんなから愛されています。一緒に練習をしていることでたくさんの方を紹介という形でどんどん繋がりが増えていき、いつの間にか微信の友達が100人を超えていました。びっくりです。そしてみんな優しいです。自分が英語もできず、速い中国語も理解できないということを知ってくれているため、簡単な中国語で、ゆっくり話してくれて、理解できるまで何回も説明してくれます。自分が話すときは知っている単語を連呼したりと意味不明な中国語にも関わらず、ニッコニコで聞いてくれます。またバスケの試合観戦をしようとコートに行き1人でいるとみんな名前を呼んで一緒に見てくれたり、今日はどうだった?などの会話をしてくれたり。日本人ということもあり日本語を事前に調べて披露してくれたり、外見はゴツくてthe兄貴って感じの子が“お姉ちゃーん”と会うたびに話しかけてくれたり。他にもエピソードがあり全てお話ししたいですが、たくさんありすぎて止まらないのでこの辺にしますが、自分は本当に人に恵まれていて今自分は幸せな環境にいるんだなと心の底から思います。何が言いたいかというと、このバスケの活動が私の留学生活を楽しませてくれて、同時に中国語が上達できる環境であるということです。
留学生活が始まって二ヶ月が経とうとしていますが、もう日本に帰りたくないくらい充実させていただいています。九月を上回るくらい充実した10月。11月は中間テストが待ち構えており、冷や汗が止まりませんが、10月よりももっと素敵な出会いがあることを願い、今まで以上に中国語の学習、そして交流を頑張っていこうと思います。頑張るぞ〜!




