「中国の大学生活はどんな感じ?授業・寮・休日の過ごし方」入江晴海(復旦大学)

授業のある日

寮から教室のある建物まで1.5キロあるので自転車で毎日行っています。最近ずっと涼しくて心地いいです。学内は金木犀の匂いが立ち込めていて、木漏れ日を浴びながら毎日登校しています。この時間が毎回幸せで、「幸せだなぁ、中国に来てよかったなぁ」と思うので学校に行くのが全く苦じゃないです。

大体午後から授業なので、開始1時間前に寮を出て、途中にある食堂でお昼ごはんを打包(テイクアウト)して向かいます。

お気に入りは広東料理の马拉糕です。2つで3元(約60円)という良心的なお値段。あったかくて目が詰まってて美味しいです。

授業

老师という言葉を痛感するほど本当に素晴らしい先生のもと毎日学ばさせて頂いています。この先生に会いたくて毎日授業に行っているくらい私は先生を尊敬しています。

毎週小テストのもう翌日には間違えたところをびっしり赤ペンで直して返してくださいます。点数が良いとその調子!とコメントしてくれます。

中秋節には色んな味の月餅を持ってきて下さり皆で食べ比べしたり、上海タワーにクラス全員を連れて行ってくれて好きな本とドリンクを全員分買ってくださいました。

宿題でペケが多かった時があり、次の授業でこっそり「大丈夫?困ってることはない?」と聞いてくれ居た堪れなくなりました。全力で向き合ってくれている先生を前にして、私はもっと誠実に頑張らなきゃと気が引き締まったのを覚えています。世の中にはこんな素晴らしい人がいるのかと驚きました。

休日

一番仲が良いのは韓国人の友達なので、休日もよく一緒に過ごしています。2人で一生懸命中国語で話していますが、不思議と疲れません。むしろ楽しいです。

一緒に隣の市まで観光に行ったり、お家にお邪魔して韓国料理を食べたり、逆に日本料理を振る舞ったりしています。お好み焼きが大変好評でした。

また、先日は1人で北京に行ってきました。紅葉が綺麗で、悠久な時間がゆっくり流れていて素敵でした。北京にいる友人や知り合いの方に知らないところ沢山案内していただき、本当に楽しいひとときでした。1人では絶対感じられない満足感に直面し、ただ打ちひしがれるばかりです。私もなにか周りに与られる人になりたいなぁと思います、、。がんばろう、、。