授業
北京語言大学では、大きく初級中級高級に分かれており、必修クラスは更に上下にクラス分けされています。選択授業では、初級・中級・高級といったレベルの中から、取りたい授業を受講します。私は、必修の授業以外は、中国の現代文化や現代中国人について学ぶことができる「文化专题讨论」、成語や慣用句を学ぶ「汉语熟语」、作文方法を学ぶ「汉语写作」を履修しています。毎日授業はありますが、1日1コマか2コマに抑えており、比較的時間に余裕のある生活を送っています。
また、将来は日本語教師になりたいため、先生にお願いして日本語学科の授業も聴講させてもらっています。北京語言大学の日本語学科には日本人の先生が所属しており、その先生の授業を受けながら、将来自分が教師になったらどのように振舞うか、中国人の学生はどのようなことに躓きやすいのかなど、多くのことを学んでいます。


寮
奨学金生は2人部屋のことが多いと聞きますが、北京語言大学の公費留学生は4人部屋に振り分けられます。ルームメイトはみな外国人のため、部屋によっては共通語が英語なこともあると聞きます。私の部屋は、ありがたいことに日本人2人ベトナム人2人で、なおかつベトナム人2人は本科の4年生のため、中国語での意思疎通に苦労はほとんどありません。幸いにも、ルームメイトとの関係性はとても良好で、北京の「はま寿司」に4人で食べに行く予定を立てるほどです。
普段の寮での生活は、寝ていることが多く、やはり慣れない異国での生活にストレスを感じています。また、北京は国慶節が明けてから急に寒くなり、日本との気候の違いを実感します。
休日の過ごし方
北京語言大学には数多くのサークルがあり、私はヨガサークルに入会しました。日本では少し習っていた程度ですが、初心者ながら楽しく通っています。母語ではない中国語での解説ではありますが、先生や中国人学生の動きを真似ながら、なんとかポーズをとっています。週に一度の活動ではありますが、心身ともにリフレッシュできる貴重な時間です。





