早いもので中国へ来て一か月が経過した。毎日が新鮮で楽しく過ごすことができているが、それと同時に困ることもたくさんあるため、今回はそこを主に述べていく。
まずは手続き関連だ。去年北京外国語大学へ行かれた方も述べていたが、確かに入学手続きや銀行口座の開設などはスムーズに進まず非常に時間がかかった。奨学金の手続きの際には、銀行口座を開設した時に貰える紙が必要だと言われ、先に銀行に行ってこいと言われた。言われた通りに大学内の銀行に行った所、今日は人が多いから無理だ、明日以降に来てくれと相手にされなかった。結局次の日になんとかできたが、この書類のこの部分を書いて提出、この手続きにはこれが必要であるなどの情報を前もって知らせてくれればもう少し効率よく進むと個人的に感じながら手続きを進めていった。
次に蚊だ。どこから入ってきているのかわからないが、とにかく蚊が多い。捕まえても捕まえても数分後には新たに登場している状況だ。寝ようとしても蚊の音が気になり、電気をつけて討伐し終わった後にようやく寝られるというのが最近の夜の流れである。現在一番困っていると言っても過言ではないのがこの蚊の問題だ。
図書館の席事情には面白いと同時に驚かされた。聞いていた通り空いている席を探すのは一苦労である。更に閉館時間まで勉強していた際に、音楽が流れて帰ろうと準備をしていると、中国の学生はパソコンや勉強道具をその場に置いて帰っていたのだ。これには驚愕し、だから席もなかなか空かないのだと納得することができた。
私自身発音に課題があり、自分ではその単語を言っているつもりでも伝わらない時が多々ある。クラスのスペイン人の友達と店で注文をした際に、私の発音を聞いて店員の人がジェスチャー付きで発音や声調を訂正してくれた。おかげでその言葉は今でも忘れていない。

中国语言文学学院

図書館内の様子

天壇公園