困ったこと
留学を開始して約3週間がたちますが、困ったことは大きく二つあります。
一つ目は、諸手続き中の言語の壁です。簡単な日常会話ならギリギリできる、というような語学力の状態で留学に来たので、大学の报到ならまだしも、携帯電話や銀行カードの手続きにはとても苦戦しました。日本人と中国人は見た目が大きく異なるわけではないので、自分が外国人だと言わない限り、良くも悪くも現地の人と同じように対応されます。天津方言は巻き舌が強く、ゆっくり話すようにお願いしてもほとんど聞き取れないこともありました。居合わせた留学生で協力し合ったり、周りの中国人の方々が助けてくださったりしたおかげで、报到期間を乗り越えることができました。
タクシーに乗る、ご飯を注文する、買い物をするといった場面で言語の壁にぶつかるのではないかと不安に思っていましたが、オンライン化が進んでいるため、スマホでタクシーを呼んだり、店でもスマホで注文したりするので日常生活での自分の言語力の低さによる不便は特に感じていないです。
二つ目は、環境の違いです。国にかかわらず、多くの留学生が環境の変化に適応するのに苦戦しているのではないかと思います。9月の天津は気温差が激しく、夜出かける時にカイロをもって外に出た日もあれば、今日の最高気温は29度で、残暑が厳しい日もあります。
日本に比べて空気が乾燥していたり、その他の環境や生活の変化によるものなのか、私は先週から風邪をひいており、レポートを書いている今も発熱中です、、、ルームメイトがご飯を買いに行ってくれたり、友だちが授業終わりに届けに来てくれたりしていて、多くの人に助けていただいています。

大学の病院に行き、薬を処方してもらいました
良かったこと
今月一番嬉しかったことは、去年の冬に参加した南開大学の冬令营で出会った、外国人の友達との再会を果たせたことです。慣れない環境ですが、知り合いがいることで得られる安心は大きく、私が右往左往しているとよく助けてくれます。
また、大学の正面には牛丼チェーン店、近くのショッピングモールには寿司チェーン店があったりして、食べたいときにすぐに日本食を食べることができます。学食に比べ、価格は高いですが、辛いものが苦手な私にとって日本食の店がすぐ近くにあるのはとてもありがたいことです。

日本とメニューは少し異なっていました
これから時々日本食にも頼りながら、中国のおいしい食べ物をどんどん見つけていきたいです。
また、今は人の助けを借りている毎日を過ごしていますが、はやく語学を習得し自分でできることを増やしていきたいです。