「留学初月に起きた「困ったこと・面白かったこと」大連編」松本 莉欧(上海外国語大学)

大家好!(ダージァーハオ!)

 

気づけば、中国留学最初の一か月目が過ぎていました。

 

今回は留学のリアルを感じてもらうため、当時の私の心境とともに、この9月に経験した「困ったこと・面白かったこと」を振り返っていきます。

 

留学を考えている人が、予想外の出来事も「意外と大丈夫なのかも」と前向きに思えるきっかけになれたら嬉しいです。

大連にて

留学が始まる前に、大連理工大学で開催された「中日同窓友情サマースクール」に参加しました。日本・中国の学生11人からなるグループで約一週間を過ごしました。

 

活動最終日にグループメンバーで撮った写真

 

困ったこと

大連経由で上海へ向かう際、スーツケース3個を運ぶ必要がありましたが、国内線では対応できず配送を依頼。しかし中国の電話番号をまだ取得していなかったため、私の携帯では手続きができませんでした。

 

留学が本格的に始まる前につまずき、この先に大きな不安を感じましたが、中国人の先生に相談すると快く電話番号を貸してくださり、無事に配送手続きを完了できました。

 

 

面白かったこと

活動後の団欒では、中国と日本の自転車ルールや学生生活の違いを語り合いました。

 

ご存知の方もいるかもしれませんが、中国は超学歴社会。学校内の寮に住む高校生は高考(ガオカオ:大学受験)のために、朝から晩まで勉強漬けの毎日。部活動はなく、携帯の使用も制限されるみたいです。

 

どこでストレスを発散しているのか聞いてみると「勉強のストレスは勉強で発散」と笑いながら答えてくれました。

彼らのレベルには到底及ぶことはできないと痛感しました。笑

 

 

 

この時間のやりとりを通して、特に印象に残ったことがあります。

 

みんなそれぞれ中国語、日本語、英語のスピーキング力は異なります。しかし、互いに伝えようと少しゆっくり話したり、言い換えたりして工夫していました。

 

また、日本語を学ぶ中国人学生に対しては、私たち日本人が日本語を使い、中国語を学ぶ私たちには中国人学生が中国語で話してくれるなど、言語を学ぶ者同士の思いやりが自然に見受けられました。

 

そんなやり取りの中で生まれる笑いの瞬間は尊く、言語学習者として、この時抱いた感情はこれからも覚えておきたいです。

 

ホテルまでの帰り道。昼は暑いけど夜は涼しく、月もきれいに見えました。

 

一週間を共に過ごした仲間が書いてくれたお手紙✉