「留学生活で困ったこと・面白かったこと」岩田 琉杏(北京語言大学)

困ったこと

留学に来て困ったことはまず会話が成立しなかったことです。現地の方々の話すスピードが想像を遥かに超えるくらい早く、全く聞き取れなかったです。私の場合は空港で知り合いの方がずっと付き添っていただき、またそのあとの寮・学校の手続きを手伝ってくれたおかげでスムーズに物事が進みました。1人で行く方はある程度の喋れる力がないと苦戦すると思いました。もう一つ困ったことは食事です。私は辛い食べ物や香辛料が苦手です。日本と違い北京の食べ物は基本的に辛く、香辛料も多く入っており、また油もすごく多いです。注文するときに辛くない食べ物か毎回聞いていました。ビュッフェ風の食堂では見た目で判断しないといけなかったのですごく大変でした。ピーマンかと思ったら青唐辛子だったということが多々ありました。時々、日本食を食べてお腹の調子を整えていました。

 

面白かったこと

留学生活が始まって一ヶ月も経っていないのですが、たくさんの経験をしました。まずは部活です。クラスでできた韓国人の友達とバスケットボールをして遊んでいたら、北京語言大学の女子バスケットボール部に入らないかと有難いことにスカウトしていただき、面接を受け入部させていただきました。中国語が上手くできず困っていたのですが、ゆっくり話してくれて、そこでたくさんの友達ができました。そして、新入生の試合が先日開催されたのですが、見事勝つことができ、さらにMVPをいただきました。素敵なトロフィーもいただけました。また私はバスケットボールだけではなく太極拳にも入部しました。これも知り合いを通して紹介していただいたのですが、日本では絶対できない体験だと思い、すぐ参加させていただきました。自分が想像していた太極拳とは全く違い、想像していたものよりも遥かにハードで毎日筋肉痛になりながら過ごしています。この一年でもっと上達して素敵な経験を持って帰れるように頑張ります。

もう一つ授業外での活動です。北京の美術館に行く活動があり、選ばれたクラスしか行けないということだったので参加しました。中国人と留学生がペアになり鑑賞しました。美術館のようなところには1人で行く勇気が中々持てない性格なのでいい機会でした。中国語で語り合うこともできない体験なので面白かったです。

正直行く前はすごく不安で、すぐに帰りたいとずっと思っていたのですが、一ヶ月とは思えない経験ができ、これからが楽しみになってきました。来月はどんなことができるのだろうと今でもワクワクしています。

 

北京語言大学についてすぐ撮影した学校内の写真です。

初めてお友達ができて毎日一緒にお昼を食べてます。私が母に写真を送ろうとしたら心配させないようにとたくさん置いてくれました。笑

 

 

日本でいう開会式に近いものが新入生に向けて行われました。日本では必ず体育館でやるのに外でしかも雨天決行でした。笑 国旗と学校の旗を受け取り楽しくスタートです。中国も日本と同じように学校長の方などのお話は長くて、どこの国も一緒なんだなって思いました。事前にカッパが用意されており雨が結構降って大変だったのですがこんな経験はなかなかできない事で雨ですごく濡れましたがすごく楽しかったです。

 

授業外での活動で中国工艺美术馆に行った時の写真です。中国の古くから使われていたものや最近のものまで展示されていました。中国人の方達とペアになって母国にも似たようなものがあることを伝えたり、またこれはこういう時に使われるということを教えてもらったりといい経験ができました。

 

バスケ部の新入生大会の写真です。MVPをいただきました。すごく盛り上がりこれからの活動が楽しみです。