「留学初月のリアル 困ったこと、面白かったこと」浅井 響(上海師範大学)

9月末になりました。

テーマに沿って、留学初日に困ったことや面白かったことを紹介していきます。

 

【困ったこと】

・タクシーが到着した場所が分からない

予約した航空会社の関係で、キャリーケースを2つまで無料で預けることができたので、手荷物2つとキャリーケース2つを持っていました。すごい量(と重さ)です。加えて、上海に到着した日は雷と豪雨でした(タクシーに乗った後も前が見えないほどでした)。

空港に着いてからタクシーを呼んだため、国際線の到着口で人が待っているわけでもなく、自分1人でタクシー乗り場に行く必要がありました。空港のタクシー乗り場は数階に渡って位置していたため、私がいた場所は2階の端で、タクシーが到着したのは1階の反対方向の端でした。アプリの位置情報もあまり役に立たず、タクシー乗車までに時間と労力がかかってしまったため、空港送迎付きのタクシーを事前に予約しておくべきだったと思いました。

 

・聞いていた寮の場所が違う

豪雨も雷も嘘のように止み、無事に学校に着きました。しかし、過去に留学されていた先輩から聞いた寮の場所と、現在の寮の場所が変わっており、タクシーで降ろしてもらったところから、さらに30分ほど歩きました。9月中旬の上海はまだ蒸し暑く、汗が止まりませんでした。ということで、きちんと学校の先生に事前確認する大切さを学びました。

 

【面白かったこと】

・デリバリー到着時の柔軟性

学校には美团というデリバリーアプリの専用ロッカーがあります。美团から飲み物や食べ物を注文すると、通常そのロッカー内に物が配達され、アプリで操作するとロックが解除される仕組みです。しかし、デリバリーアプリは他にもあり、私は饿了么というアプリを利用したため、美团のデリバリーロッカーは利用できません。そのため、デリバリーの人が美团のデリバリーロッカー付近の柵に注文した物を吊り下げておいてくれます。建物にデリバリーを吊り下げるというそのカジュアルさが個人的に面白く、印象に残りました。(画像1)

 

画像1: 美团以外のデリバリーはこのように、付近の柵などに届けられます

 

画像2~4: 上海師範大学は以前映画の撮影ロケ地になったそうです。そのくらい景観が美しく、到着してから約2週間がたった今でも「綺麗な景色だなあ」と思いながらキャンパス内を移動しています。

 

画像5: 大学内はとても広い上に、大通りを挟んでさらに東西に分かれています(加えて別の学区もあります 本当に大きいです!)。そのため、キャンパス内を自転車や电动车と呼ばれる、ペダルの無い電動自転車で移動する学生も多いです。朝はこれの5倍くらいの量の自転車と电动车と共にキャンパス内を移動します

 

画像6: 寮から最も近い校内食堂のご飯。肉類を食べすぎていたので、野菜を食べるぞ!とこのように野菜ばかり取ったところ、値段の合計は7元でした(!?)。