お世話になっております、この度浙江大学に留学させていただく酒巻大雅と申します。栃木県那須塩原市出身で、今年3月に宇都宮大学国際学部を卒業しました。専門は中国語と中国現代文学です。在学中には浙江大学の言語コースへ半年間の交換留学を経験し、その後も栃木県日中友好協会を通じて二度浙江省を訪問しました。今年9月には三度目の訪問として浙江を再び訪れる予定です。協会では青年リーダーとして活動し、新しいホームページの立ち上げや会報誌『知己』の刊行、高校生・大学生を交えた中国語勉強会の開催、さらには浙江師範大学や電子科技大学日本語学科との言語交流会の企画運営を主導してきました。これらの活動を通じて、自分は地域から国際交流を広げていく役割を担ってきたと自負しています。今回の留学では、浙江大学文学院にて大学時代の卒論テーマである張愛玲研究を継続する予定です。
留学前に準備しておいて良かったことは三点あります。第一に語学力の強化です。政府奨学金の応募を視野に、HSK6級とHSKK高級を取得しました。その結果、留学先の先生や先輩と円滑に連絡を取り合えるようになり、安心して学びに臨む基盤を整えることができました。第二に、日中友好活動への継続的な参加です。協会活動を通じて中国の歴史や文化に関する知識を培い、中国人と協働する感覚を身につけました。これは留学生活や共同研究において大きな力になると感じています。第三に、二年前の交換留学の振り返りと今回の目標設定です。初めての留学時は語学習得に精一杯で、学外活動や研究に十分取り組む余裕がありませんでした。しかし今回、過去の経験を踏まえて挑戦したいことをリスト化することで、より主体的に活動し、研究面でも生活面でも充実した時間を過ごせると考えています。
これらの準備を経て、私は新しい挑戦を恐れず、留学を実りあるものにできる自信を持っています。それでは、行ってまいります!

2023年9月から行った浙江大学言語コース留学の時のクラスメイトとの写真です。

栃木県日中友好協会が実施している浙江省訪問団に参加し、浙江省対外友好協会の刑副会長とツーショットを撮っていただいた時の写真です。

栃木県日中友好協会の会報誌『知己』4期分です。台割から編集、校正、HPへの投稿まですべて私が行いました。




