「上海交通大学留学に向けた準備記」松井 花珠(上海交通大学)

今月は、9月から始まる上海交通大学への留学に向けて、渡航前の重要な準備を数多く進めました。実際の留学生活はまだ始まっていませんが、日本にいる間に行わなければならない手続きを一つずつ進めることで、留学に向けた実感が徐々に高まってきました。

大学のアカウント作成

まず、大学生活に欠かせない jAccount(上海交通大学の統合アカウント) の作成を行いました。これは大学のポータルサイトや授業登録に必要となるため、早めの準備が求められるものでした。また、渡航に必要な 健康診断 を受診し、留学先に提出する健康証明書を取得しました。

クラス分けテスト

また、留学前に受けた クラス分けテスト も印象的でした。私はHSK5級しか持っていないのですが、テストの結果はHSK6級相当という判定でした。一見すると嬉しい結果でしたが、逆に「果たして自分が本当にそのレベルの授業についていけるのか」という不安も大きくなりました。留学先での授業にしっかりついていけるよう、基礎を見直しながら準備を進める必要性を強く感じています。

クラス分けテストの結果です

 

学生寮の予約

生活面の準備としては、学生寮の予約 を行いました。中国政府奨学金の留学生には部屋が確保されていると聞いてはいたものの、自分で予約手続きを進める必要があり、不安も感じました。また、留学生保険の加入 も済ませ、万が一の体調不良や事故に備える準備を整えました。

学生寮予約完了メールです

 

日本を離れる準備

さらに、日本での生活の整理も大きな課題でした。留学期間中は現在住んでいる 日本の学生寮を退寮 しなければならないため、荷物の整理や引越し作業を進めました。同時に、長期間日本を離れるため、携帯電話の解約や休止手続き を行い、必要なものの買いだめも行いました。特に日本でしか手に入りにくい日用品を中心に揃え、現地生活で困らないように工夫しました。

 

荷物の画像です。

 

このように、8月は渡航前の事務的・生活的な準備に追われる1か月となりました。大変ではありましたが、一つずつ準備を終えることで不安が少しずつ解消され、いよいよ留学生活が始まるのだという期待も高まっています。9月には実際に中国に渡航し、新しい環境での生活が始まるため、その様子について報告できるのを楽しみにしています。