はじめまして。2025年度公費留学生として北京語言大学に留学する浅川愛美です。早いもので、昨年末に準備を始めたこの中国留学も、出発まで残り1週間を切りました。
中国語との出会いは高校生のころ、中国のアニメ『天官赐福』を観たことでした。その後、大学の第二外国語として本格的に学び始めました。
大学に入ってからの3年半は、中国語が好きだという気持ちに支えられて走り抜けてきたように思います。中国語圏への半年間の交換留学をはじめ、スピーチコンテストへの参加などを通じて、中国語を使って会話することがますます好きになりました。そんな私にとって、今回の1年間の中国留学の機会は、まさに渡りに船でした。
この公費留学に応募しようと思ったきっかけは、昨年10月と今年1月に日中友好協会主催のスピーチコンテストに参加したことです。昨年10月の京都府大会で、ありがたいことに全国大会への推薦をいただき、その後、全国大会への出場が正式に決まりました。ちょうどその矢先の昨年12月ごろ、協会から公費留学の募集案内をメールでいただき、今回の留学に向けて動き始めました。そのため、応募の際にHSKの成績を提出できなかったことが、今も心残りです。
中国語は学べば学ぶほど、文化的素養や歴史知識が必要とされると感じています。今回の留学では、苦手な成語やことわざの知識を増やすといった語学学習だけでなく、中国の歴史観や大陸における日本語教育についても学んでいきたいです。
私の中国語勉強法は、中国語字幕付きのドラマを、6〜7割しか理解できなくても見続けることと、中国語母語話者の友人をつくることです。また、InstagramやYouTubeで中国語母語話者の動画を見ていると、おすすめに関連動画が表示されやすくなります。その結果、中国語に触れる時間が長くなり、楽しみながら勉強できています。
今は留学への期待と不安で胸がいっぱいですが、楽しみながらたくさん学んできたいと思います。

今年1月に東京にて行われた全日本中国語スピーチコンテスト

昨年8月に北京を訪れた際に行った天官赐福のカフェ

同じく8月に北京にて行った格格体験