「留学準備 〜先延ばし癖で危機多発〜」浅井 響(上海師範大学)

こんにちは。9月から上海师范大学に留学予定の浅井響です。

タイトル通り、中国渡航にあたって私の身に起こった出来事や、未来中国政府奨学金に応募する方がそれを回避するためにはどうすればいいかを記録したいと思います。

 

【応募段階】

中国政府奨学金の応募には、本当に様々な書類が必要になります。私の場合は応募時に大学を卒業していなかったため、通っていた高校に卒業証明書や成績証明書を受け取りに行く必要がありました。また、大学の成績証明書や卒業見込み証明書も必要だったのですが、日本語の証明書は即日発行可能でも、英語の証明書発行には日数がかかると言われ、無理を言って発行を早めていただきました。いつかやろうと思っていると、想像以上に時間がかかるため、できることはすぐにやる・すぐに確認する ことの重要さを身をもって経験しました。

 

【大学との面接】

私が留学予定の上海师范大学では、日中友好協会による二次面接の後に、大学独自の面接がありました。こちらは前日にメールが届き、明日の○時に行いますと言われ、またもパニックです。面接は個人なのか集団なのか、何語で行うのか、何分行うのかも言われなかったため、留学計画書をもう一度見返し、箇条書きで中国語に翻訳し、ひたすら声に出して練習する ということを1日で行いました。結果としては留学計画については触れられず、中国に来た経験はあるか、や、私の卒業した大学のことについて話しましたが、何が起こるか分からないので、常に準備をしておく大切さを学びました。

 

【大学とのやり取り】

面接も終わり、7月に正式な入学通知書が届きました。大学の先生から随時メールで情報や連絡が届きますが、いつも大体割と急です。こちらも連絡を逃さない為に、常にメールや微信をチェックする必要がありました。

 

【最後に】

常に次に何が起こるか分からない状態で日々を過ごしていたので、どんなことを要求されても、できる限り即座に対応できるように、準備は早ければ早いほどいいと言うことをこの半年間で学びました。

大学卒業時に執筆した卒業論文。私が中国語学習を始めるきっかけとなったアイドルオーディション番組を題材とし、やがて留学目的のひとつにもなった中国のZ世代に関する研究をしました。

 

中国へ初めて行ったのは昨年の6月です。音楽フェスの為に観光ビザを取って飛行機を乗り継ぎ、合計10時間かけて四川省成都市へ行きました。自分の中国語が通じる時と通じない時があり、発音の弱点が見えました。

 

四川省绵阳市で見かけた広告。英語があったので文章を全て理解でき、素敵な言葉だと思ったので写真に撮りました。いつか中国語だけを見て、全てを理解出来るようになります!

 

今年の春节の際に訪れた浙江省台州市临海市。歴史的な街並みを初めて見ました。想像以上に美しく、さらに中国への関心が深まりました。