「暮らして気付いた違い」新保陸斗(復旦大学) 

上海で暮らしている中で、日本にいた頃との違いに気付くことがよくあります。

中国では祝日・祭日にしっかり休み伝統に倣うことがとても重視されているように感じます。春節や国慶節等の重要な祝日では、1週間程度の長期休暇を確保するために前後の週末に出勤日が定められています。春節では2週間程度ネット通販で商品が発送されないこともありました。授業のテーマとしてもよく扱われ、清明节や端午节等の由来や習慣を習い、大学で祝日に合わせたイベントが実施されることもありました。出身国の祝日について紹介するという課題が去年から何回かありましたが、日本で暮らしていて祝日・祭日を強く意識したことがなく正直悩みました。正月に初詣に行ったり、節分に恵方巻きが売られていたりすることくらいしか思い付かず、その歴史や人々の過ごし方、意義について詳しく説明することは難しかったです。帰国後は日本の祝日にもより関心を持って過ごしてみたいと思います。

先日、大学に大勢の小学生がいました。近くの都市から見学に来たそうです。ほとんど全員が子ども用のスマートウォッチを身に付けていて、内蔵のカメラで写真を撮ったりメッセージを送ったりしていることに気付きました。調べてみると多くの商品が販売されていて、決済やGPS機能もあるようです。QRコード決済が普及した中国では確かにとても便利そうです。日本でスマートウォッチのカメラを使って写真を撮っていたら注目を浴びそうだと思いました。

早くも今学期の折り返し地点を迎えました。4月は何回か桜を見に出掛けました。魯迅公園の桜はとても綺麗で、混み合っていました。調べたところ、40年ほど前に大勢の日本人が訪れた際に約100本の桜を植えたそうです。公園内に中日青年友好纪念钟もありました。また、日本発祥チェーンの回転寿司店や日本式居酒屋が盛況な様子も見かけ、日本を感じることが多かったです。こうした繋がりや違いを考えながら過ごすのはとても面白いです。

魯迅公園

クラスで桜を見ながらピクニックをしました。

大学