「忙碌而充实」中野健太(中央民族大学)

4月に入り北京では心地良い春風が吹く日が続いています。一切上着を着ることはなくなり、汗ばむ陽気の日も見られます。新学期が始まってから一ヶ月が経過し、新しく入学した留学生の友人も増えました。留学後半も新たな出会いが多く、北京での生活への愛着が一層深まっています。

今月のレポートでは、①主催した2つのイベントについて、②留学生記者としての活動を始めたことについて、③19日に北京で開催された人型ロボットマラソンの現地リポートの3点についてお話しします。

今月は以前から友人と計画していた交流を2つ実行に移すことができました。1つ目は○○公園でのお花見です。北京に桜が有名な公園があると聞いた時から、友人とお花見をしたいと話しており、より多くの参加者を募り、規模の大きな交流の場とすることを目的に企画を開始しました。

中央民族大学の留学生の友人や中国人学生はもちろんのこと、他大学の中国人学生の参加もあり、総勢25人の賑やかな会になりました。行程としては海淀公園でピクニック→○○公園で花見→民族大学付近の火鍋店で打ち上げ、という流れで実行しました。各パートでグループをシャッフルし、多くの交流が生まれるように工夫を凝らしました。段々とお互いの緊張が解け、笑顔が増えていく様子に大きなやりがいを感じました。

海淀公園でのピクニックの様子

公園での花見の集合写真

火鍋店での打ち上げの様子

2つ目は中央民族大学内で開催した、日中餃子作り交流会です。日本側が焼き餃子、中国側が水餃子の作り方を互いに教え合い、食文化の交流を行いました。餃子の餡にしっかりと味を付ける中国側と、食べる際につける調味料で味を調整する日本側で調理段階からお互いに驚き合いながら会が進んでいきました。

料理した餃子を食べる際に白米と一緒に食べる日本人を見て、中国人の友人が「饺子真的配米饭吃…(本当に餃子とご飯一緒に食べるんだ…)」と驚いていた様子が面白く、強く印象に残っています。

イベントを主催する度に新しい友人との出会いや気づきがあり、留学生活がより豊かなものになっていると感じています。今後も留学中の機会を最大限活用し、交流の輪を広げていきたいです。

餃子交流会の様子

次に留学生記者の活動についてお話しします。北京在住の日本人に向けた情報誌を編集している方と知り合い、「もしよかったら取材をしてみないか」とお誘いをいただくことができました。記事本文の執筆、記事用の写真撮影、校閲と全てを自分で行うため容易ではありませんが、記事が出稿されたときは達成感があります。また、友人から良い感想をいただけたときには普段とまた違った手応えを感じています。以下に今月私が書いた2本の記事を紹介いたします。お手すきの際にご一読いただければ幸いです。

1本目は大使館で開催されたJETプログラムの壮行会の取材記事です。4月より日本の各地方自治体で通訳や国際交流の仕事に携わる中国の方に取材を行い、記事としてまとめました。

当日の大使館ホール内の写真

2本目は北京語言大学で開催された国際文化祭の取材記事です。各国のブースに取材を行い、当日の様子をリポートしました。世界各国の留学生が集まる同大学の環境に刺激を受けると共に、ぜひこのイベントを共有したいと思い記事をまとめました。

文化祭の看板、朝は各国学生の参加するパレードがありました。

最後に4月19日に北京で開催された人型ロボットマラソン大会についてお話しします。このマラソン大会のことを知った時から是非この目で様子を見てみたいと思っており、早朝に出発してコース沿道から観戦しました。

去年も開催された人型ロボットマラソン大会ですが、今年注目されたのは自律走行技術の発展です。リモコンによる遠隔操縦型のロボットよりも、カメラ情報から自分で走る方向を判断する自律走行型のロボットの方が多いことが特に報じられていました。

目の前で観戦した一番の感想は「想像よりも速い」です。機械音を立てながら人間よりも速く安定して走る様子は恐怖すら覚えました。中国におけるロボット技術の発展をこの目で見ることができ、とても良い経験になりました。

実際に走るロボットの様子、近未来を感じます。