「春節と冬休み」浅井響(上海師範大学)

中国では2月17日にようやく新年を迎えました。学校もまだ冬休み期間なので、休暇中の出来事を振り返ろうと思います。

正月登山

中国では旧暦のお正月を祝うのが一般的ですが、日本人の私からするとあまり馴染みがなく、お正月と言えど普通の寮生活を送っていました。

新年の数日目には友人と共に浙江省の江郎山に登りに行きました。頂上が鋭くとがった二つの山は、登る前から迫力がありました。片側は絶壁、もう片側は手すりのみというスリリングな山の側面の道を進み、二時間半かけて辿り着いた頂上からの景色は、曇天のためあまり遠くは見渡せなかったものの、数年ぶりの登山ということもありとても達成感がありました。

下山する時に雨が降り始め、春節の影響で登山客も多かったために行きよりも遥かに多くの時間と体力を要しましたが、久々に全身で自然を感じ、とても心に残る経験でした。

夜には、寝坊により一緒に行くことが叶わなかった現地のお姉さんのご自宅で夕食をご馳走になり、ようやく誰かと一緒に食卓を囲むことができ、とても嬉しく思いました。(多くの友人が今学期で本帰国してしまい、かなり寂しいです。)

また、今年は午年ということもあり、「名前に『馬』の漢字が入っている」または「午年生まれ」の場合、多くの観光地で入場料等が無料になるそうです。私はまさに午年生まれのため、今回の江郎山観光地区への入場料が無料になりました。この機会を利用して、今年は去年よりも多くの場所に足を運ぼうと思います。

登山前の江郎山

頂上付近から眺めた景色

ご馳走になった料理

弾丸天津旅行

浙江省から上海に帰ってきた次の日には、好きなアイドルのイベントのため天津市へ行きました。その際に不思議な(というより驚いた)出来事がありました。

中国国内には航空券や高速鉄道、ホテルなどを予約する旅行アプリがいくつか存在します。私が航空券を取るのが遅かったせいか、友人があまりにも予約に慣れているからかは分かりませんが、エコノミー航空券を購入した私よりも、ビジネス航空券を購入した友人の方が値段が約1000元も安かったのです。後々それを聞いて友人も私も驚き、残りの4~5カ月で航空券のお得な取り方も学ぶ必要がありそうだと思いました。

訪れたテーマパーク内では、やはり旧正月ということもあり、新暦の元旦に参加したものと同じように、ランタンを空に放つイベントが行われていました。まるでディズニーランドのようなお城の前にてEDM風の音楽が大音量で鳴り響く中ランタンを放つカオスな光景は、日本では確実に見られないと思い、とても興味深い経験でした。

またランタンを借りて撮らせていただいた写真

新学期の目標

次学期は高级クラスに上がることもあり、内容も確実に難しくなることが予想されます。不明点をすぐに質問できるようになること、そして普段のコミュニケーションにおいても遠慮や我慢をしないこと、この五カ月間で嫌というほど経験した、言わないで後悔する事態を少しでも減らせるように、一歩踏み出す練習を引き続きしていこうと思います。