中国留学中に中国人の友達を作るのは、簡単なようで実は難しいです。そもそも自分から動かなければ友達はできませんし、こちらとしても相手側が友達になってくれるだけのコミュニケーション力(中国語力も含む)も必要だと思います。
そこで、私の場合は日本語学科の授業へ足を運び、「日本に興味がある」というフックで中国人の友達作りを円滑に進めました。やはり本科で授業を受けているだけでは、ただ隣の席に座っている人といきなり友達になるのも難しいので、日本語学科の授業や自分が夢中になれるようなものを扱う授業(スポーツでも◎)に参加することをお勧めします。
また、今月温州旅行に行った際には、博物館の解説員の方と友達になりました。温州は南劇博物館に友人と訪れ、南劇の歴史や温州の芸術文化について学びました。友人たちと「南劇と京劇の違いって何だろう~?」「温州が発祥なのかな~」などおしゃべりをしながら館内をふらついていると、「君らはどこから来たの~?」とフランクに男子大学生風の解説員の方が話しかけてくれました。
この機会を逃すまいとみんなで自己紹介をして、中国語でいろいろ質問してみると、「中国語上手だね、外国人の友達いないからすごく新鮮な感じだ!」とノリノリに。博物館をあとにする時には、会ったばかりなのに旧知の友人のように接してくれて、ウィーチャットを交換することになりました。「また温州に来ることがあればいつでも連絡してね!」とあたたかい言葉がチャットに来た時には、なんだか私も感動しました。ちょうど私たちが旅行した時には温州人博物館や昆虫博物館などが改修工事のため一時閉館していたため、留学中にもう一度温州に訪れて、また友達にいろいろ解説してもらおうと思います。
このように、学内外問わずとにかく自分からいろんなところに行ってみるのが、中国人の友達を作るコツなのかなと思います。日本語の授業や博物館へ足を運ぶ以外にも、バスケットコートに行って試合に混ぜてもらったり、お土産屋さんに行って店員さんに現地の特産品などについて聞いてみたり、床屋さんやネイルサロンに行ったときに「実は日本から来たんだよね~」と軽く言ってみたり…。とにかく動いてみると、たくさんのきっかけを拾うことができますよ。

温州五馬街ある、馬車を牽く五頭の馬の素敵なモニュメント。博物館で友達になった解説員の彼が五馬街の見どころを教えてくれたおかげで、充実した旅となった。

浙江大学国際教育学院内で掲示されている世界遺産シリーズに、京都が紹介されていた。日本に興味を抱いて、日本のことを学びたい!と意欲的な学生は多くいる。

中国の友人の中にはポケモンが好きな友人がたくさんいて、時々こうして中国語版のポケモンカードで遊ぶ。「いつか東京のポケモンセンターに行った時は、日本語を使ってお買い物をしてみたい」と言って日本語を勉強している人もいる。




