中国人の友人との出会いと交流について
留学生活を通じて、中国人の友人とどのように出会い、交流を深めてきたかについて、私の実際の体験を3つ紹介します。
1.偶然の出会い
現在、最も親しく交流している中国人の友人とは、学内の食堂で偶然出会いました。
上海に到着して間もない頃、朝食をとるために初めて学食を利用した際、学生登録がまだ完了しておらず、決済用の専用QRコードを持っていなかったため、レジで支払いに困っていました。そのとき、隣に並んでいた現地学生が、とっさに代わりに支払ってくれたのです。
代金を返すためにWeChatを交換し、これは友達になる良いチャンスかもしれないと思い、勇気を出してその日の夕食時に再度会えないか自分から誘いました。この小さな勇気をきっかけに交流が続き、今では留学生活で困ったことがあればいつでも助けてくれる大切な存在となっています。
2.班主任・先生との交流
上海師範大学の語学クラスには、各クラスに一人ずつ「班主任」という役職が置かれており、学校生活のサポートや事務連絡、教員と学生の橋渡し役を担っています。この班主任は、对外汉语学院に所属する中国人大学院生が務めています。彼らは年齢も近く、連絡事項がある際や学内イベントなどで頻繁に顔を合わせるため、自然と親しくなりやすい存在です。
また、授業もいくつかの科目の講師を中国人の大学院生が担当しており、先生と学生という関係ではありますが、大きな括りでは同じキャンパスで生活する上海師範大学の学生同士ということもあり、ベテランの先生とはまた違う、より距離の近いコミュニケーションを取ることができます。
クラスメイトと食事に出かけたり遊びに行ったりする際には、班主任や大学院生の先生も交えて行動することが多く、学習面だけでなく日常生活においても心強い存在となっています。

クラスメイトと班主任、先生と一緒に公園でピクニックをしました。
3.コミュニティへの参加
私は今学期、学校の博物館の解説員研修に参加したのですが、この研修の参加者のほとんどは中国人学生であり、ここでも新たな交流の機会がありました。
週に1度の研修のほかに、当番制で博物館の受付を担当する必要があったのですが、私一人で対応するには中国語力の面で不安があり先生に相談したところ、中国人学生と一緒に当番に入ることを許可してくださいました。その時一緒に受付当番に入ってくれたのはアナウンサー志望の本科生で、発音が非常に美しく、私にも発音のコツを丁寧に教えてくれました。2人で午後いっぱいの時間を受付で過ごしながら、博物館の解説文を覚えたり、授業の課題について相談したりする中で、自然と親しくなることができました。

受付当番中に、「これが中国の冬の味だよ!」と言って外卖で私の分まで糖葫芦を頼んでくれました。
これらの経験から、中国人の友人を作るためには、興味のあるイベントやコミュニティには積極的に参加してみること、そして一度の出会いをそれきりにせず、自分から次の交流につなげる勇気を持つことが大切だと感じています。
今月の成果
今月は今学期最後の月で、期末試験が実施されました。全科目で9割以上の得点を目標としていましたが、6科目中2科目では惜しくも9割に届きませんでした。来学期からは一段階レベルの高いクラスに配属される予定のため、冬休み期間中に苦手なリスニングを重点的に強化し、単語・成語・文法などの復習を行い、次学期に備えたいと考えています。
また、今月は初めて中国でHSKを受験しました。中国での受験では、筆記試験と同時に必ず口頭試験を受ける必要がありますが、この口頭試験が想像以上に難しく、結果はまだ出ていないものの、十分な手応えを感じられる内容ではありませんでした。書面表現だけでなく、口頭での表現力をさらに磨く必要性を強く実感しました。

修了式の後、クラスメイトと記念写真を撮りました。半数以上のメンバーが今学期で帰国するため、名残惜しく今月は何度も集まって食事会をしました。
来月の目標
冬休みが始まり、来月は授業のない1か月となります。現在のところ大きな旅行の予定等はなく、基本的には学校の寮で過ごす予定です。時間があるので、最近図書館で借りた中国語の『红楼梦』を読み切ることを目標としたいと思います。
また、今年初めて中国で過ごすこととなる春節も、来月楽しみなことのひとつです。関連する行事に参加したり、風習について調べて実行してみたりすることで、中国文化への理解をさらに深めたいと思います。

上海の有名観光スポット・豫園では既に春節の装飾が始まっていました。




