北京は1月上旬に再度大きな降雪があり、厚着が必要な日々が続いています。民族大学では1月第一週に期末試験があり、9日に修了式があるという日程でした。この学期で留学を終える友人も多く、9月からの思い出を振り返りながら、別れを惜しみました。
さて、今月のレポートでは1月16日から30日にかけて、友人と2人で敢行した中国国内鉄道旅についてお話したいと思います。
以前から同じ民族大学に留学中の日本人の友人(以下S君)と雲南省の昆明に行きたいと話しており、せっかく行くのであれば中国のその他の都市も見て回ろうと段々と長旅の計画になっていきました。最終的な滞在都市は、北京→昆明→普洱→贵阳(貴陽)→武汉(武漢)→开封(開封)→合肥→石家庄→北京に決定し、移動のほとんどに寝台列車を使う貧乏旅行が始まりました。本レポートでは、文字数の関係もあり、旅程の武汉(武漢)までについて簡単にまとめます。それ以降は2月のレポートで書きたいと思います。

移動経路を地図上でしめしました。後から計算すると合計して3日半ほど鉄道に乗っていました。
まず、北京から昆明に向かう際に私達は節約のために高速鉄道ではなく、寝台列車の椅子型座席を予約しました。中国の南端へ日本円にして約7,000円で行くことのできるその安さに目がくらんでしまいましたが、到着時には太ももからお尻にかけて激痛が走る結果になりました。しかし、雲南省の省都である昆明は1月中旬にも関わらず暖かく、お尻の痛みを忘れるほど素晴らしい場所でした。
同じドミトリーに泊まっていた、中国人の大学教師の方に昆明を案内していただくことができ、巨大な花市場や青果市場、名物であるキノコ鍋やコーヒーを堪能しました。

花市場の様子、午後になると一斉に値下げが始まります。

キノコ鍋、食中毒予防のため25分煮なければ箸を付けられません。店員さんがタイマーをセットします。
次の都市の普洱では、普洱に住んでいるS君の中国人の友人が丸一日案内してくださいました。普洱では現地の人しか知らないであろう場所をいくつも教えていただきました。例えば、地元の中高生に人気な20年ほど続くコーラミルクティーの店や、丘の上にある民族料理の店、知り合いが開業したカフェなど、1日普洱人体験のような得がたい経験でした。

民族料理屋での集合写真、演奏もあり最高の時間でした。
3都市目の贵阳は、貴州省の省都で少数民族が多いことでも有名な都市です。省独自の民族博物館があり、展示も充実していました。贵阳には「黔灵山公園」という有名な公園があり、動物園が併設されていたり、野生の猿と触れ合えたりとハイキングにもってこいの場所です。この山を二人で敢行している際に、中国人の方2人から「日本人ですか?」と声をかけられました。話を聞くと四川外国語大学で英語を学んでいる大学生で、第二外国語として日本語を選んでいるとのことでした。せっかくなので一緒に公園を観光し中国語で会話しながら、お互いについて質問し合いました。旅行中にも新たな出会いがあり、友人ができたことが大きな収穫でした。

公園にいる野生の猿の様子、完全に人間に餌付けされており、ふてぶてしい態度です。

和歌山のアドベンチャーワールドにいた海浜はいま黔灵山公園にいます。寒いからかぐったりとした様子でした。
次の都市の武汉では、日本にいるときに知り合い、しばらく会えていなかった武汉に住む中国人の友人と一緒に朝食を取るところからスタートしました。彼の近況や武汉の名物を聞き、旧交を温めました。
武汉では漢詩でも有名な黄鶴楼や湖北省博物館などを観光し、名物の熱干麺や友人おすすめのれんこんスープなどを食べ、充実の日々を送ることができました。

湖北省博物館所蔵の国宝「越王勾践剣」その歴史やデザインに引き込まれます。

豚骨とれんこんのスープ、初めての組み合わせでしたが非常に美味しかったです。




