まだ中国にいる状況でこの後期レポートを書いていますが、今回の留学を終えて感じたことは「やはりあっという間だったな」ということです。留学は今回で二回目なので留学中の一年間は普段よりもあっという間だということはある程度わかっていました。しかし、それでも実際に過ごしてみるとやはりあっという間だと感じ、時間の流れの速さに驚いています。それは恐らく日々の授業や課外活動や友人との交流が新鮮で充実していたからだと思います。
特に留学中、クラスメイトは様々な国からきているので毎日が異文化交流のような状態です。そのような状況で毎日生活するため中国だけでなく他の様々な国の文化や価値観を共有することができます。もちろんいいことだけではなく、価値観や考え方が合わなかったりトラブルが起きたりすることもあります。人の悩みの8割以上は人間関係と言われているように人間関係で悩むこともありますがお互いの違いを理解しお互いに少しずつ歩み寄り生活していくのが留学生活の醍醐味だなと二回の留学を通じて感じました。
また留学場所を前回は厦門、今回は北京と中国の北と南で地域を変え、約1年生活したことによって同じ中国語なのに微妙な発音の違いや言い回しの違い、食や気候などの違いに実際に触れたことで以前よりさらに魅力的な国だなと感じました。しかし日本ではまだまだ中国に対する偏向報道やそれまでのイメージで中国は嫌だなと思っている人も多くいると思います。もちろん良くないところもありますがどこの国、どんな人でもいい面と悪い面があるので悪い面だけでなくいい面も見てほしいなと思います。
・これから
留学後に関しては元々、中国でそのまま大学院に進学しようと考えていたのですが今回の留学で様々な国の人と出会い、異なる文化に触れ、「もっと様々な国を見てみたい」という思いや、「やはり英語も大切だ」と感じること場面が多かったこと、ワーキングホリデーの申請出来なくなる年齢が近づいてきていることもあり、日本に一度帰国して将来について少し考えることにしました。
また今回の留学と前回の留学に7年という時間が空き、やはり中国語を忘れているなと感じる場面が何度かありました。せっかく一度習得したものを忘れてしまうのはやはりもったいないと思うので今回の留学中に取得したHSK5級の点数をさらに伸ばすとともに、HSK6級、中国語検定への挑戦や中国語を使えるアルバイトや仕事を見つけるなどして帰国後も継続して中国語を学び、触れていけたらいいなと思っています。
・最後に
前回の留学時、大学を一年休学し中国に行き、その魅力に惹かれ日本の大学をやめてそのまま中国の本科に編入することも真剣に考えていました。様々な事情でその希望は叶わず、大学卒業後にもう一度留学に行こうと考えていましたがそれもコロナで叶わず半ば諦めていましたが今回、こうした機会をいただき約7越しにまた中国に留学できたのは自分にとって非常に意味のある経験でした。今後この留学の経験を生かしまた日々頑張っていきたいと思います。