もしこれを読んでいる方がいらっしゃったら、きっとほとんどがこれから留学へ行くと決めた方で出発する前なのではないかなと思います。中国留学経験者として、このレポートを通して少しみなさんを手伝うことができればと思います。
まずは、「たいていのことはなんとかなる」ことをお伝えしたいです。留学へ出発する直前が私の中で一番不安に駆られていました。不安が大きかったのは友人ができるのか、今の語学レベルで大丈夫なのか、手続きに不備はないか、これから先の未来はどうするのか…心配性の私にとって留学へ出発することはそれだけでとてもハードルが高いことでした。いざ向こうへ行って挑戦をしてみると予想通りのこともそうでないことも挫折や失敗をたくさんしました。しかし自分がそうした困難や失敗に直面したとき、自分が奮起し解決のために行動さえしたら、手を差し伸べてくれる人が必ずいます。どうにかなるから頑張ってみよう、それでもだめなら周りに頼ってみようと考えどんどん行動をしてほしいなと思います。
行動していく中でみなさんも体験するかは分かりませんが、私は途中自分の中国語が相手に正しく伝わっていないことへの恐怖心から話すことに対し少し恐怖心を覚えたことがありました。友達同士で話す際に聞き返されることが多くなり語彙が増えてきていたが語彙の選択が正しくないときにおこりやすいと思うのですが、その時にはAIを頼り自分の文法をチェックしてもらったりすることもありなのではないかと思います。豆包というAIを文法や自分が言いたいことに沿った語彙を遣えているのかというチェックによく使用していました。学習の壁にぶつかった時は活用してみるのも一つの手です。
人によってはホームシックになることもあると思います。私自身一時期ホームシックになりました。やはり食べなれた食べ物を食べると安心するのでふりかけ、パックご飯、カップラーメンといったものを持っていくことがいいと思います。日本食は中国でも食べることができ、買えることができますが生活に慣れていないときはあまり余裕がないので持って行った食べ物にすごく助けられました。
留学でしたすべての経験が自分の糧になり、視野が広がり人生が確実に変割ると思います。みなさんが自分なりに満足し有意義な留学生活であったと思えるように祈っています。