「留学中私が取り組んだ日中友好活動」川﨑 春奈(北京語言大学)

留学中に私が取り組んだ日中友好活動は、主に学校の交流会に参加することでした。学校の交流会にはいくつか種類があり、学校が主催しているもの、日本人留学生が主催しているもの、学部生が主催しているものです。

私は、日程の都合上あまり日本側の学生が主催している交流会には参加できませんでしたが一通りの交流会には参加しました。学校主催の交流会は、日本語の授業に留学生が招待され生徒と会話をしたり、準備された原稿を聞いたりすることがほとんどで受動的に何かをするということは少なかったです。ただ、中国人学生は日本語を学習し始めたばかりの学生で、日本語でスムーズに会話をしたりするよりかは時々中国語を使い話すこともありました。開催頻度は多くはなく、テスト期間直前に開催されることも多かったため参加人数は多くなかったです。

日本人留学生が開催するものは、季節の変わり目に開催されることが多く、新しく来た留学生が比較的気楽に参加しやすい交流会かと思います。ミニゲームを開催して交流を深めるといった形式が多く会話に自信がないといった方でも話しやすいと思います。

学部生が主催するものは、毎週開催されていて頻度が多いことと、受動的に参加する生徒が多いため中国人学生は日本語を流暢に話すため日本語で交流することや半分中国語半分日本語で交流する形がほとんどでした。

 

どの交流活動でも、私が参加した交流活動では、中国人学生と話す際にはアニメや最近おこった出来事、ドラマ、映画、日中ネット用語などを中心に話をすることが多かったです。日中友好の手助けになっていたかは分かりませんが、お互いに自国の文化のことを深く知り、個人のことを知るということを体験することができました。私が取り組んだ活動は、大きな結果は得られないかもしれませんが、私という個人を通して日本について触れ少しでも興味を持っていただくことができたら幸いです。そして、この交流を通して新たな友人を作り、人間関係を広げることができたのは私にとって貴重な財産になりました。