「私の留学している大学の特徴」根間 うらら(復旦大学)

私が現在留学している復旦大学には、留学生にとってとても魅力的なポイントがいくつもあります。その中でもまず紹介したいのは、学生寮の快適さです。私の住んでいる寮ではルームメイトが四人いますが、各自に個室が用意されているため、プライベートな時間をしっかり確保することができます。個室のドアはオートロック機能もついており、セキュリティ面でも安心です。他人との共同生活に不安がある人にとっては、このような環境はとても心強いと思います。

こんな感じで寮には個人部屋があります

次に、便利だと感じているのが、キャンパス間の移動です。復旦大学では、別キャンパスへ向かうシャトルバスが10~15分おきに運行されていて、簡単に移動することができます。そのため、私はよく授業の後にそのバスを使って別キャンパスにある図書館へ勉強しに行っています。場所を変えることで気分転換になり、勉強により集中できるのでとても助かっています。

シャトルバスの時刻表です
朝の7_00から22_30まであるのでとても便利です

また、最近では大学のキャンパス内に地下鉄の駅も開設され、外出がさらに便利になりました。もともと大学の近くに地下鉄の駅がありましたが、今月キャンパスの敷地内に直接アクセスできる駅ができたことで、よりスムーズに移動できるようになりました。買い物や外食、ちょっとした観光にも気軽に出かけられるようになり、生活の自由度が広がったと感じています。

学習の面でも復旦大学には多くの魅力があります。復旦大学の留学生の授業は、1クラス20人ほどの少人数制で講義形式で進められます。グループワークはあまり多くありませんが、プレゼンテーションの機会がよくあり、自分の意見をまとめて発表する力を養うことができます。授業は四教科あり、それぞれ異なる先生が担当しています。そのうちの1人は同じ復旦大学の教育学部の大学院生で、おそらく教育実習の一環として授業を行っています。年齢が私たち学生に近いため、授業の質問だけでなく生活面のちょっとした悩みも気軽に相談できる存在です。もちろん、他のベテラン先生方も生徒一人ひとりの顔と名前を覚えてくれているので、親しみやすく、安心して学べる環境が整っています。

このように、勉強に集中できる環境と、生活面での安心感の両方が揃っているのが、復旦大学の魅力です。これから留学を考えている人には、ぜひこの大学をお勧めします。