「私の留学している大学の特徴、自慢」宮﨑 めぐみ(上海音楽学院)

私は上海にある唯一の音楽大学上海音楽学院に留学をしています。上海市人民政府が管轄する音楽大学で、中国で最初の独立した国立音楽大学とのことで、私が学ぶ民族音楽学科のみならずクラシックからジャズやミュージカル、音響やAIを使った舞台芸術など音楽にまつわる様々な学科があります。

自慢出来る素敵な点としては、初めて来たときに感動したのですが、とにかく汾阳校区には伝統的な洋風な建物が多く、便利な都心にありながら木など自然も多く雰囲気がとても良いです。夕方や夜に行くとまるでグリム童話の世界にいるような気分になれます。学校の周りもおしゃれな雰囲気でとにかく周りを歩いていても、日々素敵な風景に出会え、学校の付近には撮影会をしている方も良く見かけます。

写真撮る方が多い一番人気の建物
中は非常にヨーロッパ風
グリム童話の世界のよう
中庭
夜もちゃんとライトアップされてます
学校の前の道の木も素敵
元ベルギー領事館の建物前で私も撮影会
最近はフラワーアーティストとのコラボも

また、学校で行われているオペラ、ミュージカル、コンサート、講座の数が驚くほど多く興味あるコンサートと講座が重なり行ききれないこともあるぐらいです。最近ではAIを使った映像と音楽とダンスのコラボレーションの卒業公演が、なかなか学生の作品とは思えないぐらいレベルが高く楽しめました。その他、色々な大学とのコラボレーションも多く、日本の大阪音楽大学の先生が最近ではエレクトーンの講座でいらしていて、私も副学長さんと交流させて頂いたりしました。西安音楽大学のピアノの先生のコンサートが上海音楽学院で開催されそちらも聴きに行きましたし、若手応援のコンサートも多く学生のソリストが学生のオーケストラとコンチェルトを演奏するような企画もあります。とにかく豊富で飽きないので、進修生は週に5つしか授業はありませんが学ぼうと思えばいくらでも学べる環境にあります。

数字媒体卒業音楽会

このように上海の中心地で色々な観光地やイベントに行くにもアクセスが良いところではありますが、学校内ではほっとできるような自然豊かな場所もあり、伝統的な建物もあり、日々海外からも先生が学校に来ていて、非常にグローバルな環境で楽しい学校です。残り少なくはなってきましたが、精いっぱい吸収したいと思います。