5月末になり、後期の授業もすべて終了し、残すは期末テストのみとなりました。5月末には所属する海外教育学院の文化祭がありました。午後の中国文化の授業を受講しているため、私もそれらの授業の集大成として文化祭に参加し、いくつか出し物を披露しました。今学期は、中国留学の目標の1つである中国文化体験を十分に達成することができて、実りある学期になったと思います。

今回は、私が現在所属する南京大学について、少しご紹介します。南京大学の留学生は主に鼓楼と仙林の2つのキャンパスで生活をしています。語学留学生である私は、鼓楼キャンパスの留学生寮で生活をしています。一方で語学留学生以外の方は、仙林キャンパスが主な生活圏となっています。南京大学鼓楼キャンパスは南京中心地のほど近くに在り、必要なものは大抵徒歩圏内にそろっているため、とても生活しやすい環境です。また観光地へのアクセスも良好なので、午前中は授業に参加し、午後は友人たちと南京観光、というような生活もでき、留学生活を満喫するにはうってつけの場所であると思います。もう1つ鼓楼キャンパスの利点を紹介します。私は現在、語学留学生として、南京大学の海外教育学院という所に所属しているのですが、海外教育学院の教室棟は学生寮のすぐ隣にあるので、登校がとても楽です。中国語を勉強しに中国に行きたいけど、朝の早起きが苦手……という方は留学先の候補に南京大学を入れることをお勧めします。


続いて、立地以外の南京大学のメリットについて紹介します。それは何といっても中国語教育の満足度の高さです。2学期分、南京大学で勉強してきましたが、前期・後期どちらでも中国語能力の向上を感じることができました。また、先生との距離も近いので、コミュニケーションが取りやすいのが南京大学の特徴です。実際、南京に住む他の国の人達も、南京で中国語の勉強をするなら、南京大学が一番だと言う人が多くいます。その他、留学生も参加可能なイベントなども多くあるので、様々な人や中国の文化に容易にアクセスできるのも、南京大学の大きな特徴の1つであると思います。
