「中国のTV局のインタビューを受けました」宮﨑 めぐみ(上海音楽学院)

今月もあっという間に過ぎていきました。今月のビックニュースは、先日中国の东方卫视という局のインタビューを受け、なんと中国のTVデビューをさせて頂いたことです。元々は私の校外の二胡の先生陸二胡さんのインタビューだったのですが、TV局の方が私の経歴にも興味を持って下さり、取り上げて頂くことが出来ました。番組は≪下一站 next station≫という番組で、今回は上海の街の中にある音楽を楽しめるスポットの紹介と、その場所のオーナーさんや集まる音楽家、演奏家へのインタビューという内容でした。最初聞いた時には先生の生徒役でということだったのですが、そのあとピアノも弾けるのであればセッションの様子も撮影しましょうとのことで、どのような流れで撮影するのか全く分からないまま当日を迎えました。

演奏の収録は、最初は愚園路の中にあるArtist La pieというグランドピアノのあるお店で行われました。中国語の先生いわく、愚園路は洋風のカフェやパン屋さんなどが並び今話題のロードとのこと。この日はお天気も良くお店の前にピアノを出し、演奏家が集まり代わる代わる様々なジャンルの曲が演奏されており、通りすがりのお客様も集まり大変賑わっていてとても良い雰囲気でした。

ストリートライブでは沢山の通りすがりのお客様が演奏を聴いていました
アコーディオン奏者、二胡の先生と

お店のオーナーさんからお店の中にある貴重な家具や楽器、オルゴールなどを取材したり、上海で長年活躍されている作曲家、ピアニスト、若手の演奏家のインタビューをしたりしてから、ライブハウスのある陸さんのお知り合いの音楽事務所に移動。

左側がライブハウス そのうち上海でもライブがしたいです!
素敵なライブハウスの横にあるリハーサルルーム

音楽事務所では私がなぜ二胡を始めて勉強しているのか、二胡のレッスンや一緒に演奏している様子、先生の陸二胡さんの演奏やインタビューなどが行われました。撮影中は全体の台本は分からなかったのですが、放映を観てみると様々な人と場所を絡めてとても素敵な1つの番組になっており、テンポ良く編集されていてプロの仕事は流石だなと思いました。

個人的な反省で言うと、インタビュアーがすぐ横に座っていて、カメラ3台の撮影隊と監督が見ている中の全て1発録りで、ちょっと緊張した演奏になってしまったのと、出来る限り中国語で頑張って!とのことで頑張ってみましたが、やはり色々説明しようとすると日本語になってしまい、一部分しか中国語で話せなかったのが悔しかったです。引き続き二胡も中国語も気を引き締めて勉強しなければいけないと改めて思いました。しかしながら、本当に良い機会を頂き、声をかけて下さった先生、私に興味を持ってくださった番組スタッフの皆さまに感謝です!番組の放映にご興味があれば微信の视频号から「陸二胡」さんを検索して頂くと放映の録画が出てきますので、是非是非観てみて下さい。