「日本と中国、似ているところ、異なっているところ」三浦 海都(北京外国語大学)

中国と日本似ているところは正直あまり多くないように感じます。北京にも四季がありますが四月の時点で30度を超える日が数回あったり、意味も漢字も全く同じ漢字もあれば、全然違う漢字で違う意味のものがあったり、お米も品種の問題か違うように感じます。このように異なっている部分の方が多いと感じるので、最近感じた異なっている部分についていくつか紹介したいと思います。

漢字がたくさんの教科書
食堂のご飯

マスク

以前の留学よりマスクをしている人が増えたように感じますがそれでも日本よりマスクをしている人が少ないです。学校の先生も明らかに風邪をひいているのにマスクをせずにそのまま授業をしてクラスの中で風邪が流行ったりします。今回は私もテスト直前にうつされこのレポートを書いている現在まだ風邪気味です。

トイレ

トイレは日本と中国の異なっているところの代表格だと思います。日本のトイレは基本的に洋式で紙があり、清潔なところが多いですが中国のトイレは和式が基本で紙がなく、学校や一部の商業施設などを除き汚いところがほとんどです。最近では徐々に洋式も増えているそうですがまだまだ少ないです。また日本のトイレと違い中国のトイレに紙は流してはいけないので横に紙を捨てるためのゴミ箱があります。間違えて流すと高確率で詰まるので注意してください。

学校の和式トイレ

決済方法

これも日本と中国の異なっているところの代表格だと思います。日本では外で買い物をするとき、主に現金やクレジットカード、最近だとPayPayなども使われていると思いますが中国ではとにかくQRコード決済のため現金をみることがほとんどありません。私が最後に中国で現金を見たのは中国で友達が銀行に現金を預けに行った昨年10月頃です。

飲食店

日本の飲食店では最初に冷たい水かお茶が出てくると思いますが中国では年中お湯か暖かいお茶、もしくは何も出てきません。また炭酸飲料やビールも油断していると冷えていないものが出てきます。さらに日本と異なるのは中国の飲食店では基本的持ち込み可なので飲み物やケーキを持ち込んでいる人をよく見かけます。

中国での食事の様子