4月は中旬に中間試験があったため、全体を通して振り返ってみるとかなりドタバタとしたひと月でした。今学期のクラスには日本人が私一人しかいないため、グループワークによる中間試験のプレゼンテーションは他の国の人たちと取り組みました。この中間試験を通じて、文化や言葉が異なる人と協力して課題に取り組むことの難しさを痛感しました。また、午後の中国文化の授業では中間試験で自作の漢詩を作るなど、初めてのことにも挑戦しました。4月はとても密度の濃い一カ月だったと思います。
さて、中国での生活も早半年を過ぎ、ここ最近はすっかり中国での生活にも慣れてきました。中国と日本は国同士の距離も比較的近く、文化的にも似たところがありますが、中国で生活をする中で異なる点も色々見えてくるようになりました。今回は中国と日本の異なる点を2点紹介したいと思います。
1つ目はシェアサイクルの普及率です。中国はシェアサイクルがとても発達しています。日本にもレンタサイクルやシェアサイクルのサービスはありますが、あまり一般的なものではなく、自転車を特定の場所まで借りに行ったり返しに行ったりしなければなりません。一方で中国のシェアサイクルはというと、街の至る所に自転車が止められており、乗りたい場所で借り、降りたい場所で返すことができ、とても便利です。そのため、街中には自転車に乗っている人が多くいます。しかし、中国のシェアサイクルは便利な反面、一種の社会問題にもなっています。自由に乗り降りができるため、交通量の多い駅前などには多くの自転車が止められ、歩道が通行できない状態になっていることもよくあります。日本のシェアサイクルの形と中国のシェアサイクルの形、どちらにもいい面と改善が必要な点がそれぞれあると感じました。


中国にはこのようなお得なセットメニューも多くあります
2つ目は商品の割引の形式です。日本にも2個買えば1個おまけがつくという割引がありますが、中国はこの形式の割引が様々な商品で見られます。帽子を買うときにこの形式の割引を見たときは驚きました。私は友達とミルクティーを買うときに、この割引をよく利用しています。また、中国にはサイトに高評価の投稿をすると商品がもらえるというサービスも一般的です。日本でも食べログなどのサイトで高評価のお店を探すことはありますが、日本以上にインターネットが発達した社会である中国では、サイト上の高評価がお店の売り上げを左右するため、このようなサービスが数多くあるのだと思います。
ここでは2点の中国と日本の違いについて紹介しましたが、他にも大小様々な違いや共通点があります。日中の相違点を探すのも日々の楽しみの一つです。

一般の中国人向けのものだったので、難しかったです

気持ちよかったです