私は、中国語を勉強するうえでアウトプットに重点を置いています。単語を覚える際に、単語単体ではなく、例文を作って文を覚えるようにしています。例えば、「毫无hao wu(全く~ない)」という単語を覚えるとき、「她对踢足球毫无兴趣,但每次世界杯都会看。(彼女はサッカーには全く興味がないが、ワールドカップは毎回見ている)」というように例文にすることで、単語の意味だけでなく、「毫无」の後ろには名詞が入る、といった文法も一緒に学ぶことができます。また、自作の例文を積極的に作り、実際に会話に使っていくことで、より定着しやすくなると思います。
さらに、授業などで新しく習った単語を日常会話で使うことも意識しています。机に向かって勉強することも大事ですが、友人との会話でアウトプットすることで単語の使い方を実践的に学ぶことができます。こうしたことの繰り返しによって、語彙力が付いてくると感じています。
一方で、単語の知識が増えても、それらを正しく発音できなければ意味がありません。実際、留学を初めてクラスメイトと自然に会話ができるようになったと思っていた時期に、中国人の友人と会話をした際、自分の中国語が中々通じないことに気づきました。どうやら四声が微妙に間違っていたらしく、その小さな間違いがコミュニケーションの妨げになっていることを痛感しました。正直、外国人同士で話をしていると、多少発音や四声が間違っていてもなんとなく伝わるため、あまり問題になりません。しかし、自身の発音の間違いに気づきにくいという欠点があります。ネイティブスピーカーにとっては、発音や声調の違いが意味の伝達に大きく影響するので、特に力を入れて練習をしなければならないと考えています。
この課題を克服するために、私はポッドキャストを聴いたり、シャドウイングをしたりして、リスニング力を鍛えました。その結果、ピンインをより正確に聞き取れるようになり、発音の改善につながりました。また、以前は会話中に出てきたわからない単語を調べる際、キーボードを使って入力をしていましたが、最近は音声入力を活用するようにしています。この方法を使うことで、自分の発音が正しいかどうかを確認しながら単語の意味を調べることができ、より効率的に学べるようになったと思います。
さらに、中国ではSNSでやり取りをする際に、テキストメッセージよりもボイスメッセージを使う人が比較的多いです。私もこの習慣を取り入れ、友人との連絡には積極的にボイスメッセージを活用しています。もし、聞き取れない部分があれば、その音声を真似して音声入力にかけて内容を確認するようにしています。これにより、発音の練習をしながら自然な表現を身に付けることができます。
このように、私はアウトプットを重視し、日常生活の中で勉強をするように努めています。書くより話すという勉強方法は、現地にいるからこそできるものだと思うので、今のうちにたくさん練習しようと思います。

この本の音声を聴いて
リスニングの練習をしています

勉強していました。
最近は授業の復習で手がいっぱいなので
時間がある時に見返す程度です。
タイトルに釣られて買いました