「中国語の勉強の仕方」 川端 渉真(北京語言大学)

中国語を勉強した時に新出単語の意味やピンインを理解しても、数日後にそれを全て忘れてしまっていることがよくあります。自分の記憶力をあまり信用していないので、なるべく何度も同じ単語を反復させて、記憶に定着するように心がけています。

勉強する時には大抵図書館にいます。ずっと座りっぱなしだと腰が痛くなるので、30分という制限時間を設けて勉強するようにしています。30分→5分休憩→30分…のリズムを繰り返していると、いつの間にか時間が過ぎています。

主にそこで勉強しているものは、授業の予習復習、課題やHSKの過去問です。悲しいことに周りの友だちは図書館が好きではありません。その理由は静かすぎるためだそうです。友だちは中国語の勉強をする際には単語や文章を復唱していて、実際に一緒に勉強した時には、新出単語を繰り返し復唱している声が隣から聞こえてきます。

 

図書館で勉強している時はこんな感じです

 

私は図書館が大好きです。いろんな理由がありますが、一番は勉強に集中できる環境が一番整っているためです。寮は4人部屋で、ルームメイトそれぞれの生活サイクルがあります。誰かが勉強している時に電話をしていたり、寝ていたりと自分にとって集中できる環境になったりならかったりムラができてしまうのです。夜に3人とも寝ていて静かである時には勉強がはかどります。

勉強の息抜きで1時間くらい卓球を挟みます

 

中国人学生が勉強している姿はとても刺激になります。1月初旬から中旬はほぼ毎日図書館に通っていたのですが、その時に毎日顔を合わせる人たちがいました。毎朝彼らの顔を見ることで、なんだかやる気が出てきていました。その時をとっても量の多い課題を提出することができました。

今とっても中国語の勉強は充実しているのですが、私はいまだに後悔していることがあります。それは留学前に声調や発音の練習をサボっていたことです。授業中の発表や普段の会話など要所要所で、私の中国語が話し相手に聞き取ってもらえないことがあります。留学を考えている方や中国語を勉強し始めている方には声調や発音の練習を強くおすすめします。

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