「留学する前のイメージと実際に留学してみて気づいたこと」山内美空(復旦大学)

現在の留学生活について

留学生活も4ヶ月が経ち、毎日の授業、生活にも余裕が出てきた。生活における心配事が減り、ますます勉強に集中できるようになった。授業の内容としては、11月の中間テストが終わり、現在は1月の期末テストに向け、授業が進んでいる。12月には授業課程が終了するため、今月はより力を入れて勉強に取り組んだ。期末テストで十分な結果を得て、留学生活の成果の一つとしたい。また、クラスでは、冬休みの帰省や旅行について語り合う様子が多く見られた。12月は、マイナス6度まで下がる日もあり、個人による病気の予防が重要だと感じた。

寮環境について

寮は古く、毎日掃除をしていてもすぐに汚れてしまう。また、部屋の中に暖房はあるものの効きが弱い。夏は蚊をはじめ、多くの虫が部屋に入ってくる。寮について、クラスメートがよく話しているのを聞く。問題は多いが、同じ寮にほとんどの留学生が住んでいるため、部屋に関する悩みも相談しやすい。

上海に対して

私は上海に対して、多くの場所が都会的で均一的であるというイメージを持っていた。実際の上海ではさまざまな雰囲気が感じられる。上海の中心地では高いビルが並び都会的な景観が見られる。また、外灘のあたりでは、ヨーロッパの建築が並び、別の国にいるように感じる。さらに学校の周りには、古い中国の家、商店が多く、時代を一気に遡った感覚になる。このように、一つの都市の中でさまざまな雰囲気が味わえる、これは中国に来て気づいたことの一つだ。

南京西路近くで撮影

学校近くで撮影

淮南中路で撮影

外卖について

私は外卖をよく使っている。これは、ネットで頼んだ食べ物が数十分で家まで届くサービスである。私は留学に来る前、寮は門の中にあるため、外卖は使えないだろうと考えていた。

しかし、中国の寮の門の近くには宅配物を入れる大きなロッカーがあり、寮内に住む人が頼んだものはそこに届く。そのため、門の中には入れない外卖スタッフは、そこに預けてくれる。ロッカーは表と裏から出し入れができ、門の外側からは商品を入れ、門の中にいる学生は門の中から商品を取り出すことができる。ロッカー内に届くため、食べ物は雨に濡れず、他の人が間違って持っていくこともない。外卖は私の生活の大きな助けとなっている。

門の横にある外卖用のロッカー