「留学する前のイメージと実際に留学してみて気づいたこと・新たな発見」樺島俊輝(復旦大学)

上海に来て早4ヶ月が経ちました。今レポートでは実際に上海に来てから気づいた点についていくつか紹介したいと思います。

物価

こちらに来る前まで日本と特に変わらないイメージでしたが、こちらの方が物価が安いと感じる場面が多かったです。タオバオで買い物をしていても日本では絶対に買えないような値段で物が売っているので驚くことが多いです。世界的に展開しているような大きなブランドの製品ですと値段は変わりませんが大抵のものは値段が安いように感じます。食事面に関しても安いと感じる場面が多いですが、値段の幅が大きいのも事実です。ローカルなお店に行けば数百円で済みますが、少し小洒落たお店にいくと途端に数千円と値段が跳ね上がります。

外卖

次にデリバリーについてです。中国ではデリバリーを頼むのが日本より大衆化しています。日本ではあまりウーバーイーツを頼むことはありませんでしたが、こちらにきてからほぼ毎日(特にミルクティー)頼んでいます。配送費も日本に比べてとても安く、無料か三元(日本円で60円)以下がほとんどです。道路でも多くの配達員が電動自転車で配達をしているのを見かけます。体感で電動自転車を運転している人の4割程が外卖の配達員な程多いです。外卖専用の道路を作ってほしい程です。

打包

中国ではレストランで食べきれなかった料理をトレーやパックに入れて持ち帰る「打包」のサービスがあります。日本では「客が食中毒を起こした場合、店が責任を負うことになり、店の評判にも影響する可能性がある」、「味や鮮度が落ちるだけでなく、細菌が増殖するリスクが高いため持ち帰らせない」としているため多くのレストランでは持ち帰りができません。もう一つは「食べられる分だけ注文する」という日本人の習慣もあるので、こちらにきて文化の違いを感じました。

 

今回は主に生活面で感じた違いについて注視しましたが、他にも大学生活や人間関係など多くの場面で新しい発見が多くあります。実際に現地にきて生活をしないと感じれない事も多く留学における大きな醍醐味だと感じます。2024年と新たな年も多くのこと体感、経験し、中国をより理解していきたいです。