「北京生活において意外だったこと、新たな発見」井口智奈(中国伝媒大学)

街中やショッピングモールの明るさについて

個人的に中国(北京)に留学したからこそ気づけたと思うことの一つに、街の明るさがある。

何による明るさかというと、ネオンやデジタルサイネージによる電飾によるものだ。それも上海の夜景写真などに見られるようなビル全体の明るさというよりも、街中にある看板やちょっとした商店一つひとつが光を放っている姿が印象的だ。

特に顕著なのが街中にある大型ショッピングモールだ。

日本の場合は室内全体を照らす照明が用いられ、ポスターや店舗装飾物には印刷物が使われていて、総じて全体が均一な明るさに保たれているイメージがある。

一方中国はまずデジタルサイネージが多い。その上サイネージの大きさが天井から床まで達していることもザラにある。また特に飲食店フロアで顕著だが、店舗名(ロゴ)を光らせたり、店内装飾にネオン管をたくさん使ったり、積極的に電飾を取り入れている。

初めて行くショッピングモールでは、大体サイネージから面で放たれる光に目がやられる

以前のレポート上でお話ししたかもしれないが、私の中国留学の目的の一つに、日中間の広告の比較をしたいというものがある。

色使いやフォントの差異を見たいと考えていたが、現地に来てみて電飾がもたらす明るさ・派手さの比較も必要だと感じた。時間の許す限り、情報を集めていきたい。

実物はこの写真の2倍ほど明るく、コントラストが強く感じられる

物価について

留学前に「中国は日本と比べて物価が安いと言うが、北京と上海は日本とそこまで変わらない」という話を聞いていたが、実際に生活してみると「安いな」と感じる場面の方が多かった。

ただし一律に安いのではなく、商品やサービスによって安かったり、日本とあまり変わらなかったりする印象だ。

■日本と変わらない〜やや高い
パン・ケーキ類、衛生用品、日用品、掃除・洗濯用具、店舗で飲むビールやコーヒー、店舗で買う洋服、接待用の外食

■安い
食堂の食事、日常的な外食、果物、チェーン店のドリンク、缶&瓶ビール、通販で買う洋服

■例外:日本にも中国にもあるチェーン店

マクドナルド、ケンタッキー、サイゼリア、スターバックスあたりは日中間で値段があまり変わらない。十分ありがたい値段だが、他の外食やカフェの選択肢と比べて相対的にやや高く感じるため、私は日本にいた時よりも行く頻度が減っている。ただし海底撈(火鍋チェーン店)に関しては中国の方がかなり安い。

 

特に感動したのがドリンク類で、ドリンクはコーヒーにせよミルクティーにせよ、120円〜300円もあれば好きなものが飲めてしまう。

日本にいた時にはあまり甘い飲み物を買わなかった私も、今ではほぼ毎日買ってしまっている。このままでは日本に戻った時に価格差に耐えられないかもしれない。

12月は毎週何かしらの期末課題の締切があり、かなり鍛えられた1ヶ月だった