「大学での過ごし方・休日の過ごし方」京谷 礼奈(北京師範大学)

【授業がある日】

語学留学生は基本大学側で時間割が決められるので、自分で履修登録をする必要はありません。クラスが決まると教科書と教室が指定されます。1週間は他のクラスの見学ができクラスの変更も可能です。試験は中間2回期末2回の計4回+授業ごとの小テスト。授業は读写、听力、会话、报刊の4つで週に計9コマあります。グループワークやペアワーク、パワーポイントを使った発表等も多く、クラスメイトと触れ合う機会が沢山あり様々な国の文化に触れられます。また自国の文化について意見を求められることもあるので、自国についての知識が求められます。

午前中の授業日が多いので、授業終わりはたいていクラスメイトと昼食を食べに行きます。学食はとてもリーズナブルで美味しく人気があるため、昼時は席取りが非常に困難です。テイクアウト用に包んでもらうこともできます。中華から海外の料理、軽食までバラエティ豊富なので毎日飽きずに食べられます。

また大学内では、サークルやイベントも盛んです。9月末にちょうど中秋節のイベントがあったので、漢服着用と月餅作りを体験させてもらいました。普段外国人同士の交流が多いため、イベント内で中国の方と触れ合うことができとても貴重な体験になりました。

中秋節イベント

【休みの日】

休日は宿題に充てる時もあれば、北京市内観光に行く時もあります。大学から公共交通機関で数十分圏内に様々な観光名所がありますし、大学の近くにはショッピングモールもあるため、休みの日のみならず普段の日でも大学近辺で十分遊ぶことが出来ます。

今月は大型連休があったので大半の方が旅行に行っており、私は内モンゴルのツアーに参加しました。モンゴル料理にゲル宿泊、砂漠でラクダに乗ったりと非日常的な体験を沢山しました。また他の大学の方や現地の方と交流ができ、有意義な時間を過ごせました。大学を含め様々な機関で留学生向けに旅行を企画されていて、自分で旅行を計画するよりも割安なのでとても人気です。みなさんも留学で中国に長期間住むのなら、ぜひ積極的に遠方ツアーにも参加してみてほしいです。

ゲル宿泊

ラクダ

内モンゴル料理