「中国語コンテストでの体験と留学を開始して困ったこと、面白かったこと」大宮 千尋(北京語言大学)

まず初めに漢語橋世界大学生中国語コンテストでの体験を紹介したいと思います。私は8月中旬に中国コンテストに参加し、そこで世界各国から集まった沢山の選手と交流しました。また大会に参加している間に北京や広西を観光しました。中でも印象に残っているのが広西の美しい風景と、マンゴー加工工場の見学です。広西チワン族自治区は自然がとても豊かな場所です。目的地に向けて移動している間にもバスの窓から美しい景色を楽しむことができました。また広西はマンゴーの生産地としても有名です。マンゴーの加工工場を見学した際には、広西の甘くて濃厚なマンゴーを試食させていただきました。大会では上位に入賞することはできませんでしたが、大会を通じて沢山の選手と知り合い、彼らとともに共に中国文化を学び、成長することができました。この大会で学んだこと、得たことを活かしてこれからの留学生活も頑張っていきたいと思います。

広西の自然

マンゴー工場

次に留学を開始して困ったこと、面白かったことを紹介したいと思います。中国語コンテストが終わってからすぐに北京語言大学での留学生活が始まりました。留学を開始してまず初めにやらなくてはならないのが銀行口座の開設や居留許可申請等の手続きです。私は以前から役所や銀行の手続きは複雑で苦手でした。しかし今回はすべて中国語で手続きをしなくてはならないのでさらに難しかったです。また他にも多くの留学生がいるため、手続きをするために列に並ばなくてはならず、2,3時間くらい待つこともありました。しかし今はすべての手続きを終えて、北京での生活を楽しんでいます。

私が北京に来てから沢山の面白いことがありました。特に面白かったのは友人とお寺に行った時のことです。日本では神社を参拝するとき立ったまま手を合わせて礼をします。しかし中国のお寺では、座布団が置かれていて、そこに座って礼をするのです。この他にも留学生活の中で沢山の日中の違いを感じることがありました。例えば中国は日本と比べてバイクや自転車に乗っている人が多い、クラクションをよく鳴らす、鮮やかな原色の看板が多い等です。このように中国での生活は新しい発見で溢れています。これからもただ中国語を学ぶだけでなく、様々な場所に足を運んで、目で見て、肌で感じて、中国の社会や文化への理解を深めていきたいと思います。

中国のお寺