「私の中国生活」三島 彩摘(復旦大学)

上海に渡航しちょうど一ヶ月が経過し、大体の日々のルーティンが定着してきました。今回のレポートでは、復旦大学の校内の様子や、どのようなスケジュールで生活しているかを皆様にお見せできたらと思います。

大体の曜日は9:55からクラスが始まるので、いつも9:20に友達と待ち合わせして20分ほど歩いて教室に向かいます。

言語のクラスは月曜日から金曜日、1日2コマ(一コマ90分)あります。1コマ目が終わったらランチ休憩なのですが、いつも授業を受けている近くの食堂は本当に混雑していて、座る席を探すのも一苦労です。お米とおかず二つで7元ほどです。日本の大学の食堂に比べて安く、味も美味しいのが有難いです。

お昼ご飯を食べたら2コマ目を受けて、14時ごろに終了したら寮のある北区に戻ります。

校内は広く緑も多く、長閑な雰囲気が美しいです。

またキャンパスに入るには学生証が必要で、警備体制が整っているため学生は安全して生活することができます。北区に戻ったら部屋に戻るか、寮に近い北区の食堂で課題や復習をしています。私の寮の部屋は6階でエレベーターもないので、戻らずに夕飯の時間まで食堂にいることが多いです。

まだ新学期が始まったばかりですが、食堂には勉強している生徒が多くいて感銘を受けました。

北区の食堂はとても新しく、綺麗です。食堂では手前に映っている機械で食べたいものを選んで、学生カードで決済する仕組みです。おすすめはビャンビャン麺で、その場で麺を伸ばしてくれます!

夕飯を食べたら部屋に戻るか、部活の自主練習をしに行きます。私は日本の大学で競技ダンスをしていたので競技ダンスのクラブと、高校生の時からずっと挑戦して見たかった中国古典舞踊のクラブに入部しました。日本の部活と違い、2つのクラブどちらとも面接がありました。また、大学院生も多く部活に所属しています。基本的にクラブは土曜日か日曜日に練習会があります。

特に古典舞踊クラブは大学からの援助が大きく、とても広い整った環境で外部講師を招いてレッスンをしています。古典舞踊の他にコンテンポラリーダンス、クラシックバレエのレッスンも受けるのですが、本当に本格的かつハードです。このクラブに参加すると、必修のスポーツのテストが免除されると部員が話していたのも納得です。

2つのクラブどちらとも日本人は私一人なので言語コミュニケーションが難しいこともあると思いますが、ダンスなら中国語が完全に理解できなくても交流することができます。自分が生活する中でのコミュニケーションにおける、非言語コミュニケーションの担う役割の大きさを実感した気がします。

部活で色々なイベントに参加する予定なので、また報告できたらと思います!