「留学に向けて取り組んだ準備と留学に向けた思い」京谷 礼奈(北京師範大学)

コロナ明けの留学は、以前と変わっているところが多く手続きがとても大変でした。留学の手続きの過程で幾つか後悔したことがあるのでシェアしようと思います。一つ目は大学のオンライン申請システムの登録に遅れたこと。大学から登録の通知メールが来る頃には、申請締め切り2日前であったりするため、奨学金の推薦が決まったら第一志望の大学だけでもサイトに目を通しておくことをお勧めします。大学によっては面接が実施されるそうなので準備しておくと安心だと思います。また、中国からのメールは迷惑メールフォルダに振り分けられることがあるので、迷惑メールフォルダのチェックやメール設定の見直しを行ってください。

二つ目はビザの申請。現在ビザセンターの予約は1か月先まで埋まっており、さらには事前にオンライン申請書類の作成が必要なため、大学の書類が届いてから動き始めるのでは間に合わなかったと思います。また、コロナ前にビザを申請した時と変わった点も多かったので時間がかかりました。まだまだ状況が変化しやすいので、SNS等で最新情報をこまめにチェックしておくと安心かと思います。また、日本中国友好協会の公費留学生レポートは毎月更新されるので、最新情報が得られるツールとしてとてもお勧めです。

次は留学に向けて勉強し直したこと。一つ目は中国語と中国について。留学まで時間があったので私は何度か日中の交流会に参加しました。情報収集に繋がりますし、言語交換もできるのでお勧めです。「中国で困ったら連絡ちょうだい!」と積極的にWeChatを交換してくれる方が多いので、留学前といわず積極的に参加してみてください。

二つ目は自国を知ること。面接でも聞かれましたが、日本の歴史・文化や日中間の出来事は、コミュニケーションするうえで知識が必要になってくるものなので、留学前に理解し直すことが大事だと思います。歴史的知識はもちろん、JPOPやアニメに関しても話題なものは一応チェックしてみました。

先日中国に到着し、まだまだ不安なことも沢山ありますが、これから10ヶ月間頑張りたいと思います。

开学典礼

寮のシャワートイレ