「中国語の勉強方法」山内美空(復旦大学)

はじめに

2月の最後の週から新学期が始まった。新しいクラスには、40人近くの生徒がいる。そのため口语と听力の授業で、クラスが二つに分かれることになった。これらのクラスや時間割の変更が繰り返されるところに少し戸惑った。授業の内容も難しくなり、前の学期よりも大変な毎日を送っている。残り少ない留学期間を無駄にせず、中国語力を高めていきたい。

成都で食べた火鍋 見たことがない食材が多く見ているだけで楽しい。

中国語の勉強

私は、授業に毎日参加し、そこで習ったものを忘れないようにしている。学期末のテストに向けての勉強をし、テストを受ける、そこで終わりにするのではなく、テストで難しいと感じた文法や単語をテスト後に調べる。その後教科書の要点をまとめ直している。

中国に来て中国語を使える環境で生活していると、話す力と聞く力を一気に伸ばすことができる。これは中国留学を半年間終えた今、強く実感している。言葉に慣れることがそれを習得するための一番の近道だと言えるだろう。

また、私は去年オンラインで中国の大学の授業を受けたことがある。その時、中国にはいなかったが、中国語学習が十分にできた。当時は、中国に行くことができないという悔しさから授業に積極的に取り組んだことを覚えている。学習する環境も大事だが、1番はやる気があるかどうかであり、中国語を使いたいという強い思いが必要だった。

ホテルで部屋に食べ物を届けてくれた机器人。中国のホテルにたまにいる。

中国生活での中国語

私は中国語で情報を正確に伝え、理解してもらうことに苦労した。例えば、寮のドアが電池切れで開かなくなった時、部屋の外で何もできずにどうしようもなくなる。私は歯磨きをする際に自分の部屋から歯ブラシだけを持って部屋を閉め、その後開けられなくなったことがある。歯ブラシを置いて手ぶらのまま事務室に行くしかなく、寂しく、不安な気持ちになる。そんな時、事務室の方に中国語ではっきり状況を伝えて、電池を交換してもらう。自分の中国語を使って生活しなければならないという緊張感が常にあった。

留学が半年経ち、自分の中国語に自信がついた時、部屋の共用部分のドアの電池が切れた。その時は事務員の方の言葉を全て聞き取り、はっきりと状況を伝えることができた。このような些細な会話でも、私にとっては大きな成長を感じる場面だった。

共用部分のドアの電池交換をしてもらっている。 電池はすぐになくなる。

きな粉餅売りの少数民族の方