「中国語の勉強法」大宮 千尋(北京語言大学)

今回は中国語の勉強法について紹介します。私は2020年に中国語の勉強を始めました。留学に来る前と後で中国語の勉強法が大きく変わったという実感があるので、前後の変化と、勉強の効果について自分なりの感想をまとめていきたいと思います。

最初の3年は朗読練習に一番力を入れていました。具体的な方法は、教科書のお手本の音声を聞いて、それをまねして発音する方法です。勉強を始めてから2,3か月くらい経つと、教科書だけでは物足りなくなり、自分で購入した参考書や、ネット上の動画も使って練習していました。これを毎日繰り返し行なったことで、綺麗な中国語の発音、声調、リズムを身に着けることができたと思います。また、何度も読んでいるうちに、文法や単語も自然と頭に入り、語彙力、表現力も上がりました。その後はレベルに応じて“覚える中国語”から“使う中国語”にシフトしました(覚えた単語、文法を使って自分で文章を作ってみる、中国人留学生と中国語で会話をしてみる等)。

留学を開始してからは使う中国語の割合が圧倒的に増えました。最初は意識的にそうした訳ではなく、生活の中で現地の中国人或いは外国人留学生と意思疎通をするために中国語を話さざるを得ない状況が増えました。授業内においても、新しい単語や文法ももちろん学びますが、それ以上に学んだ知識を活用することに重きを置いていると思います。具体的には作文、レポート、プレゼンテーション、ディスカッションなどの課題があります。このように生活でも学校でも中国語を使って人とコミュニケーションをとる能力、自分の意見を伝える能力が求められます。私は留学に来たばかりの頃、言いたいことがなかなかうまく伝えられず、勉強面でも人間関係でも挫折を味わいました。今は円滑にコミュニケーションをとり、流暢に中国語を使いこなせるようになるために、意識的に中国語を話す機会を増やすようにしています。具体的には授業内での発言量を増やす、授業外ではクラスメイトと出かける、イベントに参加する等です。意識したことはこれだけですが、効果は絶大で今は以前よりも友達との会話を楽しめるようになり、初対面の人や、先生を目の前にしても、緊張せず自然に会話ができるようになりました。こういった経験から多くの人がそう言うように、自分も語学学習は実践が一番だという結論にたどり着きました(もちろん最初の段階で基礎を学ぶことは重要ですが)。今後もこれまで築いてきた勉強習慣を継続して更に上達できるよう、努力したいと思います。

中国人の友人と四川料理を食べに行きました

クラスメイト達と食べた牛蛙料理