「中国語の勉強方法」細川詩織(北京師範大学) 

新学期が始まって1ヶ月が過ぎ、新しいクラスにも慣れてきた。今回は、授業に関係する勉強方法と、それ以外の方法について紹介しようと思う。まず、授業に関する基本的な勉強方法だが、実はこちらは日本にいた頃とほとんど変わらない。まず、予習と復習は欠かせない。私にとって授業は「分からないことを分かることに変える時間」なので、前日までに授業の内容を把握しておくことは必須である。分からない文法や表現があればあらかじめマークしておき、授業内でその点を理解する、というような流れだ。もちろん授業の説明だけで分からなかったり、あまり詳しく触れられなかったりする場合もあるので、その時は授業後に先生に質問をしに行く。以前はテスト前にまとめて聞いていたが、テスト前は演習に当てた方が効率的なので、今は分からないことがあったらできるだけ早く解決するよう心掛けている。普通すぎて何ともつまらない方法だが、これらをしっかり行っていればペーパーテストはまず問題はない。

授業中はとにかくメモ

次は授業以外の勉強方法についてである。おかしいと思われるかもしれないが、私はよく中国語でひとり言を言っている。内容はなんでも良くて、例えば「明日の授業は何があるんだっけ」だとか、「果物を買って帰ろうかな」だとか、日常のささいなことだ。実際にやってみれば気付くと思うが、日本語では当たり前に使っている表現でも、中国語では何と言うんだろう、という表現が意外と頻繁にある。ひとり言ならもちろん相手もいないので、ゆっくり思い出してみたり、新しい言葉に置き換えて言い直してみたり、正しい言い方を調べてみたり、その場でなんでもできる。人との会話はスピーキング能力向上のため最も有効だが、一人だと会話を邪魔せずに自分の持っている知識を確認できる、というのが大きなメリットだ。おすすめなのでひとりで散歩しているときや部屋にいるときなどぜひ試してみてほしい。

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